1. Overview
    概要
  2. Course List
    科目一覧
  3. General Design Courses
    デザイン学共通科目
  4. FBL/PBL
    問題発見型/解決型学習
  5. Open Innovation Practice
    オープンイノベーション実習
  6. Field Internship
    フィールドインターンシップ
  7. Research
    研究事例
  8. Examples of Course Planning
    私の履修書

Hさん (2013年10月入学 情報学研究科 社会情報学専攻)

 
私は後期入学であったため、入学翌年の前期からデザイン学の科目を履修し始めました。情報学研究科の社会情報学専攻では、4つの領域科目がデザイン学主領域科目と共通科目になっています。「情報社会論」、「情報システムデザイン」、「情報システム分析論」は専攻基礎科目として受講が必須です。また、研究科共通科目である「情報と知財」は他の選択科目と比較しても講義内容の難易度はそれほど高くはないので受講しました。研究科他専攻の多くの科目もデザイン学科目として認定されており、工学や情報系の出身者は自身のバックグラウンドに合わせて講義を選択すれば容易に単位を集めることができると思いますが、私は情報系とは異なる学部出身であったため、自身の研究に繋がるもしくは興味がある科目を受講しました。まず研究では多量の情報データを扱うため「ビッグデータの計算科学」を選択しました。そしてデザイン学プログラムの一大イベントである「サマーデザインスクール」で有名な「不便益」に興味があったため、「共生システム論」を受講しました。そしてM1の間に、問題発見型/解決型学習(FBL/PBL)の1と2を前期と後期に受講しました。FBL/PBLは各受講者の予定をもとにカリキュラムの計画が組まれることも多く、休日に実施されることもあります。そのため、実験やフィールドが中心の研究室では、受講は時間に余裕のあるM1の間に済ませることをお勧めします。またテーマが毎年同じではないので、興味のあるテーマがある場合は迷わず受講しましょう。

博士後期課程に進学した本年度は、後期にリサーチインターンシップを受講しました。来年度はフィールドインターンシップとオープンイノベーション実習、そして社会調査手法の1つである経営学領域科目の「デザインエスグラフィ」を受講する予定です。

TIPS

  • 社会情報学専攻は3つの必修科目がデザイン学と共通
  • 情報学研究科では、各専攻の修了単位となる研究科共通科目、他専攻科目もデザイン学と共通のものが多くあるため学生は履修が比較的容易
  • 自身の研究や興味に繋がる科目の履修もおすすめ
  • FBL/PBLはM1の間の受講が吉。テーマが毎回変わるので、履修を予定しているなら興味があるテーマがあるうちに



履修一覧

【M1前期】
問題発見/解決型学習 (FBL/PBL)1 (QE前: 共通科目 1単位)
情報システムデザイン (QE前: 領域科目 2単位)
情報社会論 (QE前: 領域科目 2単位)
情報システム分析論 (QE前: 領域科目 2単位)

【M1 後期】
問題発見/解決型学習 (FBL/PBL)2 (QE前: 共通科目 1単位)
デザイン方法論 (QE前: 共通科目 2単位)
フィールド分析法 (QE前: 共通科目 2単位)
共生システム論 (QE前: 領域科目 2単位)
ビッグデータの計算科学 (QE前: 領域科目 2単位)

【M2 前期】
インフォメーションデザイン論 (QE前: 共通科目 2単位)

【M2 後期】
情報と知財 (QE前: 領域科目 2単位)

【D1 前期】
なし

【D1 後期】
リサーチインターンシップ (QE後: 共通科目 2単位)

【D2 前・後期】
フィールドインターンシップ (QE後: 共通科目2単位)
オープンイノベーション実習 (QE後: 共通科目4単位)
デザインエスノグラフィ (QE後: 副領域科目 2単位)

【履修単位】
QE前: 共通科目 8単位 (QE要件は8単位)
QE前: 領域科目 12単位 (QE要件は10単位)
QE後: 10単位 (修了要件は10単位)