「デザインスクールのデザイン」ワークショップが、震災直前の平成23年3月6日(日曜日)に行われました。開催場所は、京都リサーチパーク1号館2階サイエンスセンタークラブです。午後1時~6時まで、日曜日にも関わらず、20名の教員が集まり、ワークショップが行われました。
このワークショップは、デザイン学連携プログラムの起点となったものです。この時点で既に、ここでのデザインは「社会のシステムやアーキテクチャ」を専門家集団によって構想するもので、デザインスクールは社会を変革できるspecialist(十字型人材)の育成を目指すとされています。
社会は、温暖化、食、人口、高齢化など複合的な問題を抱えています。これらの問題に対して、Cyber(情報学など)とPhysical(工学など)の専門家が、経営学や芸術系の専門家と協業し、京都(日本)の精神文化に根差した問題解決を提案するスクールとすることが構想されています。
ワークショップでは、小グループに分かれて、「デザインスクール」で実施されるリーディングプロジェクトについて議論が行われました。参加した教員の深い専門に根差した研究構想をパズルのように組み合わせて、大きな発想につなげるためのワークショップでした。また、「デザインスクール」での教育理念、教育手法、カリキュラム、国際連携、大学間連携、拠点その他についても、様々なアイデアが議論されました。
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