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第4回 産学連携型認知デザインワークショップ

訪日インバウンド市場と旅行企業のグローバル戦略

産学連携型認知デザインワークショップは、企業とデザイン学大学院が連携して、人の認知とデザインに関連する場を提供し、社会の問題を解決するためのデザインを実践的に学ぶためのワークショップです。
その第4回目として、旅行会社国内最大手のJTBと連携して、「訪日インバウンド市場と旅行企業のグローバル戦略」をテーマに開催します。本テーマに関心を持つ京都大学の大学院生、学部生の参加をお待ちしています。(※たいへん恐縮ではございますが、学内者限定で参加者を募集しております。)

日時:2016年8月22日(月)14:00~17:00
場所:京都大学 教育学部本館 2階216教室(下記地図21番の建物)  
   教育学部本館のアクセス

費用: 無料
定員: 20名(予定)
参加申込:下記サイトよりお申し込みください。
     https://goo.gl/JfOoaC
申込締切:8月19日(金)17時まで



タイムスケジュール:
14:00~  JTBよりプレゼンテーション 
14:40~  ブレーン・ストーミング(詳細は当日にお伝えします)
16:10~  休憩 
16:40~  発表  
16:50~  講評・まとめ   
17:00   終了



実行委員会:
株式会社ジェイティービーグローバル事業本部 事業開発室長 神尾 真次
京都大学大学院 教育学研究科 楠見 孝 高橋 雄介

お問い合わせ:高橋 雄介(京都大学大学院 教育学研究科)
       takahashi.yusuke.3n[at]kyoto-u.ac.jp([at]を@に変えてください)


報告:

産学連携型認知デザインワークショップは、企業とデザイン学大学院が連携して、人の認知とデザインに関連する場を提供し、社会の問題を解決するためのデザインを実践的に学ぶためのワークショップである。その第4回目として、旅行会社国内最大手のジェーティービー(JTB)と連携して、「訪日インバウンド市場と旅行企業のグローバル戦略」をテーマに開催した。参加者はデザイン学本科生1名、予科生4名、学内参加者3名、学内教員2名の計10名であった。
 少子高齢化が進み定住人口が減少する中、観光客の誘致等を活かした交流人口の拡大が課題解決策として注目されている。中でも訪日外国人旅行者への注目が際立ち、爆買いに代表されるような外国人旅行者の購買意欲は旺盛であり、社会現象になっていると言っても過言ではない。今回のテーマワークにおいては、この訪日外国人旅行者に焦点を当て、訪日外国人旅行者を拡大するための国・地方自治体・民間企業の戦略についてブレーン・ストーミングを行った。そして、グループに分かれてのディスカッションののち、2020年の東京五輪開催時点に向けた具体的な施策についてアイディアを創出し、JTBの方を交えて議論を行った。
 さらに、今後に向けては、観光を通じて人々の交流を創造して促進する交流文化事業を展開するJTBと更なる連携を取り、人の集まるところとはどういったような場所なのか、人は観光に何を求めているのか、人が楽しいと感じる経験はどのようなものなのかといったようなテーマについて、発展的に理解を深め、継続して議論を進めていきたい。