日時:2014年10月19日(日) 10:30~17:00
場所:京都芸術センター(四条烏丸徒歩5分)に集合し、京都の中心部を歩きます。
参加費:無料
募集人数:先着100人(事前申込が必要。アプリの仕様のため、iPhone/iPadをお持ちの方のみ)
開催団体:主催~京都大学デザイン学大学院連携プログラム
共催~京都文化芸術コア・ネットワーク/RAD/
科学技術振興機構(JST)さきがけ 「情報環境と人」「自然言語処理による診断支援技術
の開発」プロジェクト
申込:100ninmap特設ホームページ
お問合せ先:100ninmap[at]design.kyoto-u.ac.jp([at]を@に変えてください)
京都の街を歩いて、新しい地図をつくろう。
本イベントではiPhoneアプリを使いながら、京都のまちを「アート」「生活」などの視点から見ていきます。お店や名所を紹介するだけではなく、何気ない風景や人々の振る舞いもマッピングしましょう。高感度な京都地図をつくるための、「まちにインデックスをつける」試みです。
昨年度2度開催した「100人でつくる京都地図」の続編になり、今回は京都の”SOCIAL ISSUE”を独自調査のもとマッピングしてきた、”ISSUE MAP KYOTO”とコラボレーションし、より質の高い地図の作成に挑みます。発信いただいた情報の一部は、”ISSUE MAP KYOTO”のサイトに掲載されます。
詳しくは、上記ホームページをご覧いただき、お申し込みください!
報告:
みんなで街を歩き、集合知によって新しい地図をつくる「100ninmap project」。
3回目のイベントとなる今回の特徴は、
• 京都の街のSOCIAL ISSUEをマッピングする「ISSUE MAP KYOTO」(http://kyoto.research-store.net/)とコラボレーションし、同マップに載せられるような質の高い「つぶやき」の獲得を目指す
• 100ninmap projectで開発した専用のiOSアプリを用いた初めてのイベント
という点である。
街歩きでは、ISSUE MAP KYOTOのタグをもとに10のタグを提案(人/雰囲気/出来事/歴史・伝統/暮らし/食/アート・デザイン/音/フェチ/問題・要望)。これをもとに、個々人あるいはグループで、歩いてもらった。アプリは京都全域に対応しているので、どこでも自由に歩き回ることができ、中には桂川や藤森などの遠方まで出かけた方もいた。天気も良く、スタッフも含めて思い思いの街歩きを楽しんだ。
「MAP会議」ではグループにわかれ、「この『地図』をどう使ったら何がどうなるか」をテーマに、プレゼンテーションを行ってもらった。提案について、アイディア出しから検討、まとめまでを、短時間で行ってもらった。「犬(や犬を飼う人たち)のための情報媒体にする」や「防災のためのツールにする」といったアイディアから、このシステムを使った「まちあそび」の仕組みの提案などなど、興味深いプレゼンテーションだった。
今回はいつもよりも街歩きの時間を長く設定したこともあり、街歩きの精鋭が集まった感があり、かなり熱心につぶやいてくれる方が多かった印象だ。またタグによって特定の情報を集めるという、100ninmapの新たな活用法が見えた。