講演者:ゲント大学 Filip De Fruyt教授
講演題目:Incorporating a personality perspective in educational
and clinical developmental research and professional practice
日時:2013年10月15日(火)10:30~12:00
場所:京都大学 教育学部本館1F 第一会議室
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/visitors/acces/
講演報告:
パーソナリティ心理学においては,人間の性格という行動形質がどのような構造を持ってデザインされているのかを明らかにするために、さまざま心理学的モデルを用いて仮説検証を行う。成人を対象とした研究は進捗を見ているものの,子ども期を対象とした研究はいまだ途上である。そこで,今回は,Filip De Fruyt 教授 (Department of Developmental,Personality and Social Psychology,Ghent University)が日本パーソナリティ心理学会第22回大会出席のために来日するという好機を得たため,子ども期のパーソナリティ発達の専門家である同教授を講演者としたデザイン心理学講演会を開催した。
本講演では,児童期・青年期におけるパーソナリティ特性の個人差に関する研究がどのように教育・臨床・発達科学の研究に役に立つのか,最近の知見が紹介されながら議輸が行われた。