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デザインコロキウム

第8回京大デザイン心理学講演会

日時:2014年2月21日(金) 15:00~16:30
場所:京都大学 教育学部本館1F 第一会議室

講演者:ケンブリッジMRC認知脳科学ユニット Matthew R. Logie氏

講演題目:Using Desktop virtual environments in cognitive psychological research

Software development is more accessible than ever before, for both the creation and use of specialised environments that also provide an efficient means of obtaining detailed data. I aim to demonstrate and explore the potential of using such software environments traditionally employed in the games industry to help examine the human mind.


講演報告:
英国ケンブリッジMRC認知脳科学ユニット (Medical Research Council, Cognition and Brain Sciences Unit)のMatthew R. Logie氏による講演会。Matthew Logie氏は、同ユニットのSusan Gathercole教授とエディンバラ大学のRobert H. Logie教授のグループが、小学生対象の心理学研究に用いているソフトウェアのデザインと開発に携わっており、今回は、そのデザインと開発の詳細について、デモを含めて紹介した。その研究では、実験に参加した子どもたちは、MySchoolというヴァーチャルリアリティ空間の小学校の中を移動し、ゲーム感覚で様々な認知課題に従事する。本講演会では、これまでゲーム産業で培われてきたヴァーテャルリアリティの技術を用いて、効率的に心理学実験のデータを収集する方法を等が紹介され、心理学実験環境のデザインについて、幅広く議論が行われた。また、講演は英語で行われ、質疑応答も英語で行われたことから、デザイン学大学院における若手研究者の育成という観点からも有意義であった。

Leap motionでヴァーチャルリアリティ空間の操作をするLogie氏

Leap motionでヴァーチャルリアリティ空間の操作をするLogie氏