講演者/ Speakers:
講演概要/ Abstract:
Design Academy Eindhoven は様々なバックグラウンドを持つ学生を集め、いわゆるT型人材ではなく、1つの分野における深い専門知識および複数のサブ専門知識を持つデザイン人材の育成を行っている。中でもCRISPはオランダのクリエイティブ産業、ひいてはオランダ経済全体を活性化するための知識基盤の構築を目指している。CRISPのResearch AssociatesはProduct Service System(PSS)に重点的に取り組んでいる。PSSは製品自体のデザインと同時にサステナブル社会のための付加価値を創出することを目的としている。
日時/ Time & Date: 2014年1月17日(金)13:00~14:30 / January 17 (Fri), 2014
場所/ Venue:
吉田キャンパス デザインファブリケーション拠点/
Yoshida Design Fabricaion Center at Yoshida Main Campus
(工学部実験棟/ Faculty of Engineering Research Laboratory)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
(No.58 on the map)
講演報告:
Roosさんからは、アルツハイマー患者が患者家族や介護施設職員と遊ぶことで患者との意思疎通を促進するゲームの開発や、KLMにおける搭乗者のエネルギーレベルの上下に基づく経験デザインなど、数多くのユニークな事例が紹介され、Aretsさんは様々な写真を事例として紹介しながら、家屋のデザインを含めたまち単位でのコミュニティデザイン、教会からガソリンスタンドまで複合的な領域におけるデザインのコラボレーション、ビジネスの視点を取り入れたデザインなど多様化し他領域と結びついていくデザインの現在についてお話された。