日時:2013年12月2日(月) 13:30~15:00
場所:京都大学教育学部本館1F第一会議室
講演報告:
マンチェスター大学心理科学部のMatthew A. Lambon Ralph教授による講演会。Lambon Ralph教授は、同大学心理科学部のNARU (Neuroscience and Aphasia Research Unit)を率いて、言語処理に関する神経心理学的・神経科学的研究を進め、この分野を国際レベルで牽引している。今回の講演「The relationship between semantic cognition and cognitive control: A convergent cognitive-clinical neuroscience approach」では、意味認知(semantic cognition)-特に意味制御(semantic control)と認知制御 (cognitive control)の関係を検討した近年の研究成果が紹介された。講演は英語で行われ、質疑応答のほとんども英語で行われたことから、デザイン学大学院における若手研究者の育成という観点からも有意義であった。