2012年9月24日~26日の3日間にわたって、「京都大学サマーデザインスクール2012」を開催いたしました。今年度は、グループごとに分かれて行うテーマワークのほか、招待講義やミニ講義、実習を実施。多様な分野から多くの受講者、講師陣、見学者が参加し、熱い議論が交わされ、大変充実した3日間となりました。
日程:2012年9月24日(月)~ 9月26日(水)
場所:京都リサーチパーク
主催 : 京都大学大学院情報学研究科、京都大学経営管理大学院
共催:京都市立芸術大学美術学部・美術研究科、京都大学大学院工学研究科、京都大学学術情報メディアセンター
参加費:無料
ホームページ:http://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/summer_design2012/-/ja
テーマワーク
テーマごとに様々な専門性を持つ受講者と講師陣が集まり、社会の実問題に挑みます。複雑な問題を解決するため、参加者が普段から培っている専門性(例えば、情報学、機械工学、建築学、経営学)に加え、デザイン理論とデザイン手法の習得が必要となります。
各テーマでは、デザイン理論とデザイン手法の実践的な学習のために、以下の学習形態の一方、あるいは両方を含むよう構成されています。
PBL (Problem Based Learning) 問題解決型学習
FBL (Field Based Learning) 問題発見型学習
講師陣には、京都大学の情報学研究科、工学研究科、経営管理大学院などの教員と、多くの企業の方々が参加されました。さらに、今年は京都市立芸術大学の先生方にもご協力いただいております。各テーマについては、最終日に発表が行い、活動内容について先生方からの講評もいただきました。
サマーデザインスクール2012 テーマ一覧
招待講義
Adam Royalty氏 (Institute of Design at Stanford)とSungene Ryang 氏(Location Director of IDEO Tokyo)を迎え、招待講義を行いました。AdamRoyalty氏の「デザイン思考入門」では、人間中心のデザイン思考プロセスについて、Sungene Ryang 氏の「ブレインストーミング」では、新たなアイデアを引き出すためのキープロセスであるブレインストーミング手法について、それぞれ講義を行っていただきました。
Adam Royalty氏 (Institute of Design at Stanford) | Sungene Ryang 氏(Location Director of IDEO Tokyo)
ミニ講義
京都大学の教授陣に加え、東京大学、京都市立芸術大学、企業から講師を迎えて、ミニ講義を開催。講義は、9月24日と25日の2日間にわたり、全9回が催され、デザインに関連した幅広いテーマについての講義が行われました。
ミニ講義一覧