3月26日に開催を予定していました「デザインフォーラム ビジネスデザインシリーズvol.20」につきましては、現在の社会環境(新型コロナウイルス感染拡大がもたらす諸事情)を鑑み、実行委員会で検討を重ねた結果、誠に残念ではございますが「開催取り止め」とさせていただくこととなりました。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
講演者:小林 喜光 氏 (株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長、前 経済同友会・代表幹事)
日時:2020年3月26日(木)17:00~(18:30頃から懇話会・有料)
場所:京都リサーチパーク(KRP) 1号館4階 サイエンスホール
講演概要:
グローバル化やデジタル化が進展し、地政学的な不確実性が高まる中、人類はこれまで経験したことのない革命期を迎えつつある。その一方、平成の時代に経済的な比較劣位に陥ってしまった日本、まるで茹でガエル状態を呈している。
令和の新時代に、我々はいかにしてこの激動の21世紀を設計していくべきか。
ひとつのヒントとして、企業経営の世界で三菱ケミカルHDグループが10年以上前から標榜してきた「4次元経営」をご紹介する。すなわち、儲けの軸(X軸)、イノベーションの軸(Y軸)、そして持続可能性の軸(Z軸)という3つの軸に加え、時間軸を加えることで、真の企業価値を希求する手法についてお話したい。
この「4次元経営」は、アカデミアや国家にも敷衍できる。目指すべき適正な競争と公正な分配のある最適化社会の実現に向けて、戦後100年であり、シンギュラリティーの到来が予測される2045年からバックキャストして、我々は何を今なすべきかを考えてみたい。
日本がこのまま落ちていくか、或いは再び世界に輝ける国となるか。我々は今、大きな岐路に立たされている。
詳細はコンソーシアムのWebサイトをご覧ください。
http://designinnovation.jp/program/design-forum/BDS20.html