デザインイノベーション拠点は京都リサーチパーク9号館の5階にある、約800㎡のスペースです。2月の末まではがらんどうの空間でしたが、3月に入って急ピッチで整備が進んでいます。
これが、その工事の様子。
まず「スマートインフィル」というアルミのフレームが立ち上がり、そこに壁が挿入されて、リーディングプロジェクトのためのブースができあがりました。次にパーティションや家具が次々に運び込まれます。
これがプロジェクトブースの中。壁の片面は巨大なホワイトボードになっています。そして上から吊られたプロジェクターで映像を映すこともできます。
11のブースに囲まれたこの空間は「フレキシブルスペース」と呼ばれ、PBLやワークショップの舞台になります。大きな机やカラフルな椅子は、自由に動かして配置することができます。
その片隅にはオレンジ色の壁があります。先日行われた国際シンポジウムでは、各国からの来賓の方々がここにサインをしてくれました。
これが全体の平面図です。
図面右側がメインエントランスで、会議室やセミナールーム、教職員のデスクなどがあります。そこを抜けるとフレキシブルスペースと11のプロジェクトブースが一気に見えてきます。もちろん大きなガラス窓からの眺めは抜群で、「五山の送り火」のうち3つを見ることができます。
3月いっぱいかけて、デザインイノベーション拠点はひとまず完成しました。是非皆様もお越しになり、この空間を体験してみてください。