2013年度後期FBL/PBL「学習環境のデザイン」の題材となった
「京都大学附属図書館ラーニングコモンズ」が2014年4月25日にオープンしました。
これは、既に始まっていたラーニングコモンズプロジェクトに対し、FBL/PBLで受講生が調査や空間設計提案を行なったことがきっかけとなり、FBL/PBL終了後もプロジェクトチームに入って図書館関係者や施工会社との協働のもと実施設計を続け、実現したものです。既存の柱を活かしながら京都大学のシンボルであるクスノキの形状の造作を施し、その下に学生たちが集まって議論ができる、これまでにない学習空間となっています。
そしてこの度、ラーニングコモンズが
・DSA空間デザイン賞2014 空間デザイン協会特別賞 学生賞
・JCD INTERNATIONAL DESIGN AWARDS 2014 BEST 100
の2つの賞を受賞しました。
空間設計だけではなく、さまざまな関係者のコラボレーションが実った結果です。皆様も機会があれば是非、附属図書館1階奥のラーニングコモンズにお立ち寄りください。
■コラボレーション体制
基本方針策定
京都大学附属図書館ゾーニング検討WG
コンセプト/サイン設計
京都大学学術情報メディアセンターコンテンツ作成共同研究
北村 由美(附属図書館准教授)
山中 節子(附属図書館)
赤澤 久弥(附属図書館)
喜多 一(国際高等教育院教授)
奥村 昭夫(学術情報メディアセンター客員教授)
元木 環(学術情報メディアセンター助教)
永田 奈緒美(学術情報メディアセンター)
現況調査
京都大学デザイン学大学院連携プログラム FBL/PBL「学習環境のデザイン」
概要
成果
実施責任者:
楠見 孝(教育研究科教育科学専攻 教授)
高橋 雄介(教育研究科教育科学専攻 特定助教)
北 雄介(デザイン学ユニット 特定助教)
受講生:
市村 賢士郎(教育学研究科教育科学専攻 デザインスクール1期生)
岡 隆之介(教育学研究科教育科学専攻 デザインスクール1期生)
井上 裕昭(情報学研究科通信情報システム専攻 デザインスクール1期生)
太田 裕通(工学研究科建築学専攻 デザインスクール1期生)
空間設計
brouters
太田 裕通(工学研究科建築学専攻 デザインスクール1期生)
北村 拓也(工学研究科建築学専攻)
木造物施工
zycc株式会社