Japanese | English
テーマ詳細

08 未来の京都ステイ
詳しい資料はこちらから
↑クリックして概要スライドを拡大

シェアリングエコノミー、ソーシャルネットワーク、本物体験、ローカル志向、コ・クリエーション、パーソナライズ、オンデマンドサービス、拡張現実、グローバリズム・・・。こういったトレンドを背景に、今後、人々は宿泊体験にどのような期待をするようになるのでしょうか。観光立国を目指す日本から、未来の人々が求める新しい宿泊体験を提供するサービスを一緒に考え、作り出しましょう。

実施者
氏名 所属 専門分野
白根英昭 (株)mct デザインリサーチ
石原志保 (株)mct デザインリサーチ
杦木陽一 (株)mct デザインリサーチ
グイエム クォー ホアイ ミン (株)mct デザインリサーチ
川合啓介 (株)mct デザインリサーチ
課題内容

ホテル・旅館は催事企画や内装、食事、付帯機能・サービスの充実といった取り組みを行ってはいるものの、それらの多くは従来の宿泊業のビジネスモデルの範囲内にとどまっている。さらに、ホテルの口コミサイト、検索サイトの普及はホテル・旅館の同質化を加速させ、差別化がますます困難になってきている。

一方、近年、モノから体験への価値のシフト、モバイル、SNSの浸透によって人々の欲求や行動パターンが大きく変わってきており、宿泊体験にも影響を与えている。今後、人々の宿泊体験はどのようなものに変わっていくのだろうか。本テーマでは、業界周辺のトレンドを踏まえて宿泊客のホテル・旅館への期待の変化を捉え、それらをどのように新しいサービスにつなげていくか、未来の京都ステイをデザインすることを通じて、ホテル・旅館業のイノベーション機会を明らかにする。

教育目標
  • 業界を超えて起こっているトレンドや人々のニーズの変化をもとに有望な市場機会を発見するプロセスを体験
  • 顧客の視点でアイデアを統合し、一連の体験をヴィジュアル化するプロセスを体験
デザイン理論・手法
【デザイン手法】
  • From to Expolation
  • トレンドと現状を比較し、現状に潜む暗黙の前提を認識した上で、前提に揺さぶりをかけながら未来の方向性を探索するツール

  • Convergence map
  • 各業界でどのようなイノベーションが起こっていて、それらが複数の業界をまたいでどのように収束していくかを探索するツール

  • Experience framework
  • 顧客のニーズ・ウォンツに焦点を当てながら、体験前間から体験後まで幅広くアイデアを発想するツール

スケジュール
1日目
午前
  • ブリーフィング
  • トレンドの共有
*mctにてトレンドカードを作成
午後①:昼食~コーヒーブレイク
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • From to Exploration、Convergence mapを使った市場機会の探索
2日目
午前
  • Experience frameworkを使ったアイデア創出・評価・コンセプト統合
午後①:昼食~コーヒーブレイク
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • アイデアの可視化
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)