未来洞察とは、「不確実性な未来を取り込んで未来のストーリーを作る」ための方法論です。10~15年後の未来は、現在の延長線上にあるとは限りません。それを前提としつつも未来を自らの手で作り出していくためには、起こるかどうかわからない不確実な変化まで洞察することが必要です。日本総合研究所 未来デザイン・ラボでは、こうした考えの元、未来洞察の方法論を使って、主に民間企業の方々を対象に、新規事業開発やR&Dのコンサルティングを行っています。
今回は、京都の未来がテーマです。京都といえば外国人観光客が多いイメージですが、今後グローバル化が進めば、京都に移住する外国人もどんどん増えていくかもしれません。「外国人(特に、留学生)と暮らす街、京都」の姿を一緒に考えてみませんか?
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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鈴木麻美子 | 日本総合研究所
未来デザイン・ラボ |
コンサルティング |
小林幹基 | 日本総合研究所
未来デザイン・ラボ |
コンサルティング |
市岡敦子 | 日本総合研究所
未来デザイン・ラボ |
コンサルティング |
橘田尚明 | 日本総合研究所
未来デザイン・ラボ |
コンサルティング |
籾山典崇 | 日本総合研究所
未来デザイン・ラボ |
コンサルティング |
本テーマは、「2025年の京都」を舞台に、“未来洞察”という手法を用いて「日本人と外国人が共生する街」を描いていこうとするものです。
少子高齢化や人口減少が進む中で、政府は「女性の社会進出」や「高齢者の就業」に加え、「外国人労働者・外国人留学生の受け入れ拡大」を検討しています。とりわけ「外国人留学生の受け入れ」に関しては、政府主導のもと2020年に30万人の受け入れを目指しており、京都府においてもその数は年々増加傾向にもあります。これに伴い、今後はよりグローバルに開かれた街づくり、地域づくりを目指していくことが現実的な課題になっていくと考えられます。
本ワークショップでは、最も日本文化を色濃く残す京都を題材に、「訪れる」場所としてではなく「暮らす」場所(特に、外国人留学生と「暮らす場所」)としての未来像を描き、グローバル社会の中で日本らしさという資源を維持しながら私たちの暮らしはどのように発展していくことができるのかを探っていきます。
不確実な未来をどのように捉えていくのか、またその中で、どのような可能性を見出すことができるのかを、日本総合研究所 未来デザイン・ラボで行っている未来洞察の考え方に則ってご紹介します。
【デザイン手法】
未来洞察の方法論を用いたワークセッションを実施します。
(参考図書: 「新たな事業機会を見つける未来洞察の教科書」日本総合研究所 未来デザイン・ラボ著)