課題内容
無許可ドローン飛行による祭礼の妨害などのニュースが耳目に新しいこともあり、ドローンと寺社の関係は、必ずしも良好とは言えない。しかし、新しい技術をどのような社会的ルールによって定着させるかを考えることは、デザインの観点から重要である。有名寺社が多く残る京都の地で、ドローンの活用について、さまざまなステークホルダーの意見を聞きながら思考することに意義があると考えられる。
具体的なワークの内容は、ステークホルダー(普及協会、技術開発、利用、機会提供などの立場)へのビデオインタビュー、寺社・スカイグラウンド候補施設などへのフィールドワーク、ドローンに関する最新技術の理解を促進するハンズオンを行い、それらをもとに、クラシック・ブレインストーミングなどを経て、サービスのデザインを行う。