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13 シェア時代のデザイン
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関係者・関係組織
実施者
中野 公輔(三菱電機 先端技術総合研究所)
中嶋 純一(三菱電機 先端技術総合研究所)
辻野 克彦(三菱電機 先端技術総合研究所)
泉福 剛 (三菱電機 デザイン研究所)
課題内容
自転車や自動車,リゾートマンションなど,個人で買う代わりに,複数の利用者でシェアすることにより,維持コストの削減や資源・資産の有効利用を図ろうという考え方がある.
一方で,このようなコストなどの「節減思考」ではなく,共有することにより,よりポジティブな魅力を付加することができれば,新しいシェアビジネスのモデル創生が期待される.
例えばシェアファームでは,単に農耕地をシェアすることによるコスト削減効果だけでなく,そこに集う仲間同士の情報交換やノウハウのやり取り,一緒に収穫を楽しむイベントなどが,一人で農業を体験すること以上の魅力となっていると言われている.
シェアされるもの特質・課題,それを取り巻くユーザとの関係,シェアすることによる付加価値・課題解決などにつき注意深く,かつ柔軟にデザイン的観点から分析・検討することにより,新しいシェアサービスの可能性を追求する.
(レンタル・シェアサービス事業者へのインタビュも検討中)
教育目標
「シェア」に対する可能性と課題を抽出する.その上で流通業,製造業,サービス業の役割を再認識する.また,ブレインストーミングなどの発想法を体験し未来社会をデザインする手法に触れる.
デザイン手法
ブレインストーミング,KJ法,Business Model Canvas などを想定
スケジュール
一日目
午前
  • オリエンテーション
  • 「シェア」に対する可能性と課題の抽出
午後
  • 発想法によるアイデア抽出
  • 「シェア」がもたらす未来社会をデザイン
ニ日目
午前
  • 京都市内のシェアハウス見学
  • 収集した情報の整理
  • 「シェア」の付加価値について検討
午後
  • 「シェア」がもたらす未来社会をデザイン
  • 発表資料の作成
三日目
午前
  • 聴衆を惹きつけるプレゼンテーションについて議論
  • 発表資料のブラッシュアップ
  • 発表練習
午後
  • プレゼンテーション