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03 街角観察におけるICTサービスデザイン
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関係者・関係組織
実施者
和合 加愛(NTTサービスエボリューション研究所)
濱口 菜々(NTTサービスエボリューション研究所)
草野 孔希(NTTサービスエボリューション研究所)
大野 健彦(NTTサービスエボリューション研究所)
越智 通有(NTT西日本)
課題内容
良いアイディアは,部屋にこもって一人で考えていても,なかなか出てくるものではありません.そこで本ワークショップでは,チームメンバがそれぞれの専門性を活かし,協調作業を行う形でサービスを考案します.この協調作業では,NTTが開発した独自の方法論を用います.昨年度に続き二回目の取組みで,前年の手法をさらにブラッシュアップしています. 取組みのテーマは,地域活性のための新たなICTサービスの考案です.ユーザ視点でサービスをデザインすることに重きを置き,まずはフィールドワークとして街に出かけて行き,街の行動観察を実施し,数多くのユーザのニーズを発見します.そして,ニーズを元に,さまざまな道具を用い,サービスをデザインして頂きます.
教育目標
企業における,ユーザ中心のサービスデザインの手法を体験頂く
特に,行動観察手法,観察データに基づくサービスデザイン手法,参加型デザインのエッセンスを,体験を通して理解頂く
デザイン理論
ユーザ視点でサービスをデザインするプロセスを実践.
参加型デザインの考え方に則り,さまざまなバックグラウンドの参加者の専門性を活かしたサービス創出を実施.また,サービス開発の出発点は,エスノグラフィーの要素を取り入れ,街の行動観察を実施する.
デザイン手法
スカンジナビア発祥のデザインゲームをNTTによって改良した最新の手法(ICTデザインゲーム)を用いる
スケジュール
一日目
午前
ガイダンスと観察対象の絞り込み
  • ユーザ視点でサービスをデザインするプロセスの全体像解説
  • 午後に実施する行動観察の事前準備を行う(観察の対象や視点を絞り込む)
午後
街の行動観察と振り返り
  • 3~4人のチームで街に出かけていき,街の観察を行う
  • 観察後すぐに,気づきを参加者で共有し,ユーザニーズの抽出を行う
ニ日目
午前
ペルソナ作成,サービスアイディア導出
  • サービスを利用するユーザ像(ペルソナ)を作成する(ゲーム形式)
  • ペルソナが利用するサービス案を考案する(ゲーム形式)
午後
サービスアイディア精緻化,シナリオ作り,ロールプレイ
  • サービス案の具体的な利用シーンをシナリオとして描く(ゲーム形式)
  • 上記シナリオをロールプレイし,違和感のある箇所を修正する
三日目
午前
発表準備
  • 実施プロセス,および得られたアウトプット(サービスアイディア)を 発表するための準備を行う
午後
プレゼンテーション