課題内容
トランプ、かるた、UNOと、カードを使ったゲームは数多く存在します。特に、トランプのように、単純な数字、記号、色を組み合わせたカードに過ぎなくても、
様々なルールを組み合わせることで、無限とも言えるゲームがつくられています。そして、これらのゲームは、様々な社会現象を抽象化(モデル化)しているものが多いことに気づきます。
つまり、実際にカードゲームをプレー(体験)する中で、社会に多くのことを学ぶことが出来るのです。
本テーマでは、カードゲーム(トランプゲーム)に限定して、デザイン思考(ラビッドプロトタイピング)の手法を用いて、既存のゲームが題材としている社会現象、
社会的ジレンマを理解した上で、可能であれば、誰もが、ゲームを体験することで、これらの社会現象やジレンマを学ぶことが出来る新しいゲームを創り出すことを目指します。
教育目標
カードゲームに限定することで、問題発見からゲーム製作まので一連の開発プロセスを、ブレインストーミング、2×2マトリックス、
フィードバックループといった基本的なデザイン手法を用い、より良いゲームを創っていく過程を通じてデザイン思考について理解を図る。
デザイン理論
『デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド』を用い、デザイン思考の基本的な心構えとステップについて理解する。
- デザイン思考(ラビッドプロトタイピング)
- ゲーム体験
デザイン手法
下記の手法について、ミニ講義を行ない、実際に実践する。
- ブレインストーミング
- 2×2マトリックス
- フィードバックマップ