重要なお知らせ
このテーマの開催は中止となりました.ご了承ください.
伝え方のデザイン
〜「デザイン学」創刊準備号をつくる〜
関係者・関係組織
実施者
荒牧 英治 (京都大学デザイン学ユニット)
北 雄介 (京都大学デザイン学ユニット)
十河 卓司 (京都大学デザイン学ユニット)
中小路 久美代(京都大学デザイン学ユニット)
課題内容
雑誌をデザインします.もし,本ワークショップの目的は季刊「デザイン学」創刊準備号があれば,かならずや京都大学サマーデザインスクールを取材するはずです.
本ワークショップの目的は季刊「デザイン学」創刊準備号の発行を想定して,実際に,サマーデザインスクールを取材し,期間内に雑誌を作り上げることです.
旧来の雑誌は,紙に文字や写真が印刷された情報媒体です.しかし,デザインイベントという刻々と形を変え進行しつつあるイベントの盛り上がりを記述するために紙や写真が最適なのでしょうか?
現在の技術では短時間で立体を3Dプリンタで出力できます. 石や木にもレーザーカッターで細工が可能です.
雑誌を決定する三つの要素,(1)Material/材料(紙,木,石,アクリル樹脂),(2)Media/メディア(文字,絵,音声),(3)Method/方法(印刷,手書き,レーザーカッター)を組み合わせ,
従来の紙/印刷を超えた新しい雑誌をデザインします.
教育目標
バックグラウンドの異なる参加者とともに,多くのデザイン学・サマースクールを横断的かつリアルタイムに観察および記述により,
膨大な情報のリアルタイムの整理,迅速な編集という一連の流れを経験し,的確な情報処理の方法論を身につける.
デザイン手法
下記の手法について講義を実施し、ワークにおいて実践する。
スケジュール
一日目
- 自己紹介と役割分担
- 制約と目標の説明
- どんなメディアで何をつくる
およそ雑誌をデザインするためには以下のようなことを決定する必要があります.
- どんな雑誌がいいか?
- 記事の対象は何か?
- どんな風に取材するか?
- 何を文章として書くか?
- どのようにレイアウトするのか?
- どのように配布するのか?
これらをブレーンストーミングしながら決定していきます.ブレーンストーミングの最中にも取材対象であるサマーデザインスクールは進行してきます.試行とプランニングを同時に行います.
ニ日目
午前
- つくりながら材料を集める
- ミニ講義: 昔のMaterialを使ってみよう(石/木を使ってみた)
午後
- 吉田ファブに移動.レーザーカッター/3Dプリンタを利用します
三日目
午前
- つくる
- 演習:プレゼンテーション実践
「どうすればより伝わりやすくなるか」についてディスカッション
- 発表資料のブラッシュアップ