テーマ

街におけるICTサービスデザイン
関係者・関係組織
実施者
中谷 桃子(NTTサービスエボリューション研究所)
大野 健彦(NTTサービスエボリューション研究所)
安岡 美佳(IT University of Copenhagen)
課題内容
良いアイディアは、部屋にこもって一人で考えていても、なかなか出てくるものではありません。 そこで本ワークショップでは、チームメンバがそれぞれの専門性を活かし、協調作業を行う形でサービスを考案します。 この協調作業では、NTTおよびIT University of Copenhagenが開発した独自の方法論を用います。

取組みのテーマは、街における新たなICTサービスの考案です。 ユーザ視点でサービスをデザインすることに重きを置き、まずは街に出かけて行き、街の行動観察を実施し、数多くのユーザのニーズを発見します。 そして、ニーズを元に、さまざまな道具を用い、サービスをデザインして頂きます。

※英語でも実施可能

教育目標
企業における、ユーザ中心のサービスデザインの手法を体験頂く特に、行動観察手法、観察データに基づくサービスデザイン手法のエッセンスを、体験を通して理解頂く。
デザイン理論
ユーザ視点でサービスをデザインするプロセスを実践。 参加型デザインの考え方に則り、さまざまなバックグラウンドの参加者の専門性を活かしたサービス創出を実施。 また、サービス開発の出発点は、エスノグラフィーの要素を取り入れ、街の行動観察を実施する。
デザイン手法

スカンジナビア発祥のデザインゲームをNTTおよびITUniversity of Copenhagenにより、改良した最新の手法を用いる













スケジュール
一日目
午前
ガイダンスと観察対象の絞り込み
  • ユーザ視点でサービスをデザインするプロセスの全体像解説
  • 午後に実施する行動観察の事前準備を行う(観察の対象や視点を絞り込む)
午後
街の行動観察と振り返り
  • 3~4人のチームで街に出かけていき、街の観察を行う
  • 観察後すぐに、気づきを参加者で共有し、ユーザニーズの抽出を行う
ニ日目
午前
ペルソナ作成、サービスアイディア導出
  • サービスを利用するユーザ像(ペルソナ)を作成する(ゲーム形式)
  • ペルソナが利用するサービス案を考案する(ゲーム形式)
午後
サービスアイディア精緻化、シナリオ作り、ロールプレイ
  • サービス案の具体的な利用シーンをシナリオとして描く(ゲーム形式)
  • 上記シナリオをロールプレイし、違和感のある箇所を修正する
三日目
午前
発表準備
  • 実施プロセス、および得られたアウトプット(サービスアイディア)を発表するための準備を行う
午後
  • プレゼンテーション