図:答えのない課題を扱う
教育ゲーム『宇宙箱船』
本ワークショップでは科学技術だけでは解決できない問題に対し、対話や議論を通して考えていくツールとして、ゲームをデザインすることを目的とする。
最初に専門家に、科学技術と社会の問題についてレクチャーを行ってもらい、当該問題についての理解を深める。
次に、科学技術と社会の問題に関心を持ってもらう、あるいは理解や議論を促進するために作られたカードゲームやボードゲームのデザインについて体験を通して学習する。
その後、ゲームを作るうえで重要となる理論とその評価法の理解を深め、実際に自分たちでゲームコンセプトを作成する。
専門家のフィードバックを得ながらコンセプトに基づいたゲームをデザインし、プロトタイプを制作する。最終的には、完成品をデザインスクールの成果物として一般に配布することを目指す。