ワークショップテーマ

F-09 不便益のあるサービスのデザイン
京都先端科学大学工学部
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手間要らずで楽ちん便利なものだらけになった世界を想像してみてください。振れば必ずホームランが打てるゴールデンバット、餌もつけずにポチャンと垂らせば入れ食いの釣り針、乗っていれば富士山の頂上に登れるエスカレーター、一瞬で海外でもどこでも行けてしまうどこでもドア。そんなものができれば、野球も釣りも登山も海外旅行も趣味にする人はいなくなるでしょう。不便なままにしておかないとダメなのです。不便でないと得られない益があるということです。これを不便益と呼びます。

不便益を知らないデザイナーは、とりあえずユーザーに便利を与えるプロダクトやサービスをデザインします。逆に本テーマは、不便にすることによってユーザーに不便益を与える新しいサービスのデザインを、参加者に実践していただきます。

教育目標

不便にしないと得られない益があるということの理解を深めます。

IDEO流デザイン思考の実践を通して、そのプロセスを体感して頂きます。

実施者
氏名 所属 専門分野
川上浩司 京都先端科学大学工学部 システム工学
スケジュール
1日目
午前
  • ミニレクチャー:「不便益」
  • 不便益について(ブレインストーミング)
午後
  • 事例収集(相互インタビュー)
  • 事例収集(フィールドワーク(京都市内KRP地区)とウェブ調査)
2日目
午前
  • 問題再定義(グループディスカッション)、デザイン案生成、プロトとテスト
午後
  • イテレーション
3日目
午前
  • プレゼンテーション準備
午後
  • プレゼンテーション
その他
実施形態 対面形式
時間外活動 なし
定員 6名
 最小催行人数  4名