ワークショップテーマ

F-03 バイオミメティクスを追求し、生物とモノづくりの繋がりを体験しよう!
京都大学大学院 地球環境学堂 地球親和技術学廊
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『バイオミメティクス』について、基礎から楽しく学んでみませんか?

バイオミメティクスは近年様々な分野で着目されている技術及び学問です。しかし、生物学と工学(モノづくり)の異分野が絡むため、学べる環境が少ないのが現状です。そこで、生物と技術の関係性を知る機会を提供することで、バイオミメティクスがもつ橋渡し的な本質を体験し、オリジナリティのあるアイデアを各自が自由に発想できるのではないかと考えました。

レクチャーでは、バイオミメティクスの定義やこれまでの活用事例など、初歩的なことから確実に理解を深めていきます。そして、生物を用いた実験や観察を行い、「モノづくりのヒントとして生物を観察するスキル」を養います。その後、生物の能力から生み出せそうな技術の提案(手法①解決策提案型)と、技術課題の解決策となりそうな生物の探索(手法②課題解決型)などのワークを行い、「生物を参考に問題解決を行うスキル」としてバイオミメティクスを実践します。

バイオミメティクスで考えてみるというのが、技術開発手法として認知されつつあります。一足先にバイオミメティクスに触れてみたいという方、生物が好きな方、モノづくりが好きな方などなど、ご応募お待ちしています!

教育目標

参加者がバイオミメティクスを深く理解し、研究開発や仕事で実際に使えるようになることを目指します。そのために、全体的な理解をベースに、バイオミメティクスのアイデア発想プロセスを実践します。

本ワークを通じて、「生物はすごい!」という体験と、「バイオミメティクスによって人間が思いつかない発想に至る」という体験を一緒に楽しめれば、と考えています。

実施者
氏名 所属 専門分野
橘 悟 京都大学大学院 地球環境学堂 地球親和技術学廊 バイオミメティクス(生物規範)
原 梨佐子 グンゼ株式会社 研究開発部 R&D推進室 フッ素樹脂の分析と開発
丹羽 治 グンゼ株式会社 研究開発部 R&D推進室 食品包装フィルムの研究開発
谷口 智哉 グンゼ株式会社 研究開発部 R&D推進室 二次電池部材の研究開発
田中 花音 京都大学大学院 地球環境学舎 環境マネジメント専攻 サイエンティフィックイラストレーター
スケジュール
1日目
午前
  • アイスブレイク
  • ミニレクチャー① バイオミメティクス基礎(定義、歴史など)
  • ミニレクチャー② バイオミメティクス応用(プロセス、発想方法など)
午後
  • 生物の能力を実体験および観察
  • バイオミメティクス製品の紹介
  • 実施するワークについて説明
2日目
午前
  • バイオミメティクスのプロセス実践①解決策提案型:バイオミメティクスになりそうな特徴を生物から見つけ、応用する技術を考える
午後
  • バイオミメティクスのプロセス実践②課題解決型:解決したい技術課題に対して、ヒントを与えてくれる生物を探索・調査する
3日目
午前
  • プレゼンテーション準備
午後
  • プレゼンテーション
その他
実施形態 対面形式
時間外活動 なし
定員 6名
 最小催行人数  2名