学生のみなさんの柔軟な発想を楽しみにしています!
どんなジャンルの方でも参加OKです。お互いに脳を刺激しあって、化学変化を起こしましょう。
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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宮垣 亮汰 | (株)博報堂クリエイティブ・ソリューション局 | マーケティング |
鳥本 拓志 | (株)博報堂クリエイティブ・ソリューション局 | マーケティング&デザイン |
橋本 明意 | (株)博報堂クリエイティブ・ソリューション局 | マーケティング |
利根川 公司 | (株)博報堂クリエイティブ・ソリューション局 | マーケティング |
奥野 夏帆 | (株)博報堂クリエイティブ・ソリューション局 | マーケティング |
イノベーションが声高にうたわれる今の時代において「ひらめき」や「斬新なアイディア」への需要は質・量の両面においてどんどん高くなってきています。デザイナーや開発者に限らず、誰しもが既成概念を打ち破る発想を求められ頭を抱えた経験があることでしょう。巷にはアイディアを生み出すためのツールが溢れていますが、「ひらめき」をもたらすに一般的なミーティングの環境や考え方は充分と言えるでしょうか。
博報堂が今年掲げるテーマは「闇が生み出すクリエイティビティ」。誰しもが抱える「斬新なアイディアをひらめきたい」という課題に対して、闇(ここでは「情報をあえて制限する」ことを闇と呼んでいます)というプロセスを組み込むことで立ち向かう解決手法を設計します。 人間は五感の一部をマスクされると、残りの感覚に鋭敏になることが知られています。これをアイディエーションに置き換え、情報の制限が今まで感じ得なかった「ものごとの些細な本質」に気付くことを可能にすると考えました。本質への気付きは課題解決のための「ひらめき」を誘発します。そしてこのひらめきは、「課題解決のための創造力」=「クリエイティビティ」へと繋がっていきます。 上記より、闇の設置によって意図的に人間の潜在的なクリエイティビティを引き出し、アイディアを生み出しやすくするミーティングのデザインに挑戦します。
>感覚を研ぎ澄ませ、繊細に感じる力
…モノ・コトに対して本質を敏感に感じ取る力
>視点を自在に切り替え、発想する力
…今までに意識していなかった視点から課題を観察し、柔軟な発想力を鍛える。
>型にはまらずに自由に発想する力
…ディスカッション等のプログラムを通じてチーム員と意見を交わしながら、自分にはない価値観や考え方を学ぶ。
>限られた情報から想像する力
…既存の情報だけに頼ることなく、想像力で情報を補完・発展させ、アイディアへと昇華させる力
◎ワークデザイン
⇒人間の思考プロセス見つめなおし、それに基づいて効果的なアイディアを得られる発想プロセスをデザインする。
◎KJ法
⇒複数の事象を、表面的な特長ではなく、「本質的な要素」を基準にカテゴライズする方法。KJ法からアイディア発想することで、ありきたりなアイディアではなく、生活者の芯に届くアウトプットが可能に。
◎タウンウォッチング
⇒街を歩きながら、街やお店で人の動きを観察する手法。この際、普段意識しないような特定の観点から観察することによって、発想を豊かにする。
◎強制発想
⇒一見無関係の二つの要素を強制的に組み合わせることによって、今までに生まれえなかった新しいアイディアを発想する方法。
◎カスタマージャーニー設計
⇒人が目的とする行動に至るまでの心の動きと、それに紐づいた行動を設計する手法。緻密なプロセスを描くことで、より生活者に近い視点から発想することが可能になる。
◎ラピッドプロトタイピング
⇒考えたアイデアを形にする試作手法。文字通り、高速(rapid)に試作(prototyping)することを目的とし、考えの核を提示するために、モノを作って表現する。
- ガイダンス&アイスブレイク
- 「闇の効能」ブレスト
- 「一般的なワークデザインでのアイディア発想」(KJ法)
- 「闇を用いたアイディア発想」その1
- 「闇を用いたアイディア発想」案ブレスト
- 「闇を用いたアイディア発想」(京都の街の中で考えることも含む)
- 「闇を用いたアイディア発想」その2
- ワークの総括、「闇の効能」のまとめ
- ラピッドプロトタイピングによるアウトプット制作
- ラピッドプロトタイピングによるアウトプット制作
- プレゼンテーション準備(京大時計台)
- プレゼンテーション(京大時計台)