テーマ詳細
02 人と地域を繋ぐモビリティの在り方をデザインする
京都を都市モデルとして設定し、新しいモビリティの在り方を組み込むことで、将来想定される交通環境問題を解消する答えを、我々と一緒に考えてみませんか?
実施者
氏名 | 所属 | 専門分野 |
---|---|---|
田中 聡一郎 | ヤマハ発動機(株)フロンティアデザイン部 | 先行デザイン |
松土 真一 | ヤマハ発動機(株)フロンティアデザイン部先行デザインG | 先行デザイン |
中村 智 | ヤマハ発動機(株)フロンティアデザイン部先行デザインG | 先行デザイン |
谷本 康典 | ヤマハ発動機(株)コーポレートデザイン部デザイン管理G | デザイン教育 |
桜田 修司 | ヤマハ発動機(株)コーポレートデザイン部デザイン管理G | デザイン教育 |
課題内容
【目的】
コーポレートポリシーとして「感動創造企業」を掲げるヤマハ発動機(株)が製造するHuman Size Mobilityを含めた、人と地域を繋ぐモビリティの在り方をデザインする。
【背景】MaaSに代表されるモビリティ変革の波が押し寄せている昨今、【移動】という行為に、【効率化】や【移動以外の価値の付与】が多く見られる。しかし、かつての【移動体(モビリティ)】が人々にもたらした価値はもっと本質的なところにあったのではないか?と考える。その価値のひとつとして、【地域と繋がる】という価値の可能性を検証したい。
【ワークの内容】生活地と観光地が混ざりあっている京都という特異な地域を題材に、モビリティが人と地域を繋ぐ媒体となり得るのか?を議論することで、人に寄り添い、人の可能性を拡げるHuman Size Mobilityのコンセプトを提案する。
教育目標
アイディエーションにおけるアイデア発想法、他者のアイデアを取り込むことによるアイデア発展法、そして、ディスカッションを通じてアイデアが磨きこまれていく様を体験していただきます。
デザイン理論・手法
【デザイン理論】
【デザイン手法】
- 課題解決型のデザインではなく、課題設定型のデザインを用いる
【デザイン手法】
- ブレインライティング
- ビジョンドローイング
- カスタマージャーニーマップ
スケジュール
1日目
午前
- アイスブレイク
- Human Size Mobility概要説明
午後①:昼食~コーヒーブレイク
- 人と地域をつなぐ媒体についてディスカッション
- 自分自身のモビリティ体験共有
午後②:コーヒーブレイク~夕方
- 京都の街並みの中に存在する人々の考察
2日目
午前
- カスタマージャーニーマップ作成による人と地域を繋ぐモビリティの在り方の仮説生成
午後①:昼食~コーヒーブレイク
- アイデア磨きこみ①
午後②:コーヒーブレイク~夕方
- アイデア磨きこみ②
最終日
午前
- プレゼンテーション準備(京大時計台)
午後
- プレゼンテーション(京大時計台)