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22 浮遊するモノのデザイン -感性と法則を用いたデザイン-
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みなさんの中に眠る創作的思考と科学的思考を呼び覚ましてみましょう.きっと驚かれると思います.

実施者
氏名 所属 専門分野
松原 厚 京都大学大学院工学研究科 設計生産
富田 直秀 京都大学大学院工学研究科 医療工学
辰巳 明久 京都市立芸術大学美術学部/大学院美術研究科 芸術学
楠 麻耶 京都市立芸術大学美術学部/大学院美術研究科 芸術学
桑田知明 京都市立芸術大学美術学部/大学院美術研究科 芸術学
課題内容

日本は,品質の良いモノをつくることを誇りにしてきました.しかし,現在,同じモノを大量につくるのではなく,人にとって価値のあるモノをつくることがもとめられています.しかし,価値のあるモノをつくるには,感性と創造性が必要です.ところが,いきなり感性と創造性を発揮することは容易ではありません.

人にはそれぞれ状況を観察して法則を導き出す科学的な思考,無意識の世界で感じる力と創作的思考を兼ね備えています.これらが発揮されると,創造性の高いモノをつくりだすことができます.こういった思考サイクルは,一見無目的で誰もが考えたことがない課題を解決するときに発動されやすくなります.

本テーマでは“浮遊するもの”という無目的な造形物をつくること,さらに造形物に演出を加えることを通じて,創作的思考と科学的思考をサイクルしながらものづくりを行います.そして無目的なものを目的(価値)のあるものに変換することにチャレンジします.

教育目標

  • 芸術の視点とデザインの視点を学ぶ.
  • 設計・制作の視点について学ぶ.

デザイン理論・手法
【デザイン理論】
  • デザインプロセス
  • 設計生産論

【デザイン手法】
スケジュール
1日目
午前
  • ブリーフィング,自己紹介など
  • 課題説明.
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • プロトタイプデザインと試作
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 創作物を使った演出
  • 評価・方向性のまとめ
2日目
午前
  • 創作物の応用についてブレインストーミング
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 応用についての仮説検証準備
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 応用についての仮説検証
  • まとめ
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)