テーマ詳細

21 日本人の「たしなみ」をリ・デザインする
詳しい資料はこちらから
↑クリックして概要スライドを拡大

なぜ、戦国時代の武士は「茶の湯」をたしなんでいたのか。そこには理由があったはず。
グローバル時代の今、デジタル時代の今、私たちは何をたしなむべきなのか。
既に何かの「たしなみ」のある方も、ない方も。
現代を生きる日本人に求められる「TASHINAMI」を一緒に考えましょう。

実施者
氏名 所属 専門分野
升田 陽子 (株)電通マーケティング・クリエーティブセンター マーケティング
田中 華由 (株)電通マーケティング・クリエーティブセンター クリエーティブ
伊藤 慎哉 (株)電通マーケティング・クリエーティブセンター マーケティング
杉本 翔吾 (株)電通マーケティング・クリエーティブセンター クリエーティブ
課題内容

「たしなみ」から「TASHINAMI」へ。

日本人の「たしなみ」といったら何を思い浮かべるでしょうか。

茶道?華道?書道?それともワイン?

「たしなみ」とは、知らないと恥ずかしいこと。

「たしなみ」とは、知っているとちょっと自慢できること。などなど。


時代とともに日本人が「たしなむ」べき事柄は変わってきた。

古く平安貴族は「琴」や「和歌」を、戦国時代において武士は「茶の湯」や「書」をたしなんだ。

ではなぜ、それらが「たしなみ」とされてきたのだろうか。

その理由を知り、そこで得られたヒントを現代に置き換えながら、

現代の/これからの日本人に求められる「たしなみ」を再定義。

世界に誇れる日本人の「TASHINAMI」としてリ・デザインします。


グローバル化の時代。

2020年のオリンピックを前に「日本人のアイデンティティ」に注目が集まる機会が多い今、

さて、あなたは何を「TASHINAMI」たいですか?

教育目標

セッションを通じて
●日本/京都の伝統文化や社会問題、生活者ニーズを理解する。
●アイデア/構想だけでなく、実行・実践につながるストーリーを描く。
●グループワークによる、シナジー効果を体験する。

デザイン理論・手法
【デザイン理論と方法】
正解のない問いかけに対して、どのように思考を拡げて深めていくか。
抽象的な「問い」に対して、どのように「答え」を導き出し、人に伝えるのか。
次の4つのステップで、結論を導き出したい。
●情報を集める:既存情報の収集、フィールドワーク
●発想を広げる:ブレインストーミング、フリーディスカッション
●考えを整理する:概念の共有、アイデアマッピング
●アイデアを具体化する:ペルソナ化、ビジュアル化      など

スケジュール
1日目
午前
  • 【アイスブレーキング】 自己紹介/3日間の進め方のオリエン/課題意識の共有
  • 【情報共有/フリートーク】 「たしなみ」とは何か。なぜ「たしなみ」必要なのか。
午後:昼食~コーヒーブレイク~夕方
  • 【ディスカッション①】 時代ごとの「たしなみ」の事例。今必要?不要?(視点の整理)
  • 【フィールドワーク】 寺社等での「茶の湯」体験。駅や商業施設での人間観察。(予定)
2日目
午前
  • 【ブレーンストーミング】 現代に/これから必要な「TASHINAMI」とは。
  • 【ディスカッション②】 「たしなみ」と「TASHINAMI」の違いなど。(論点の整理)
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 【アイデアマッピング】 概念の整理/まとめ方のデザイン
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 【アイデアの表現】 アウトプットのデザイン
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)