ビジネスをデザインする視点からも、いち生活者の視点からも、リアルな自分ゴトとして想像力を掻き立てられるテーマだと思います。誰も考え付かなかった京都発の未来の「おもてなし」の姿を一緒に創造しましょう。
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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藤本 甲児 | (株)電通テック+tech labo | 広告プロモーション |
小山 貢弘 | (株)電通テック+tech labo | 広告プロモーション |
根本 崇史 | (株)電通テック プロダクト&ディベロップメント部門 | プロダクトデザイン |
坂本 千世 | (株)電通テック 統合プロモーションプロデュース部門 | プランニング |
吉田 侑司 | (株)電通テック パフォーマンス&エンゲージメント部門 | UX&インタラクション・デザイン |
Amazonによるリアル店舗の出店がビジネスの世界で大きなニュースになりました。好きな商品を手に取って店を出るだけで、レジを通過しなくても自動的にオンラインで決済が完了する。そんな昔では考えられなかった顧客体験が、もう現実になっているのです。
これを可能にしているのは、店内カメラから個人を特定する顔認証やAIといった先端テクノロジーです。いま、著しいテクノロジーの発展に伴って、企業と顧客の接点のあり方が大きく変化しているのです。
Amazonは一例に過ぎず、他にもさまざまなテクノロジーの登場によって企業の接客方法/生活者の購買体験は、急速に大きく変わってきています。
本テーマでは、テクノロジー活用によって生まれる、ちょっと先の未来の購買体験を題材にしながら、そこに日本の伝統的な「おもてなし」という概念を掛け合わせることで見えてくる京都らしい顧客の購買体験の姿を考えていきたいと思います。
企業から顧客に対する「おもてなし」の精神とその体現方法は、際限なく発展していくテクノロジーによってどのように進化するでしょうか?
ここ京都ならではの、未来の「おもてなし」のデザインに一緒に取り組みましょう。
テクノロジー環境や社会構造の変化の予測や事例などを参照しながら、企業側の視点に立ってリアリティのある課題を設定。そのうえで、「おもてなし」という概念を通じてユーザーの視点に立った課題解決コンセプトの立案~具体的な施策にまで落とし込むプロセスを体験していただきます。
伝統的な「おもてなし」の概念と、現代の「顧客体験」のアナロジーから、主客(=企業と顧客)の古くて新しいコミュニケーションの場のデザインを行う。
- [ニーズ:顧客インサイト]×[シーズ:テクノロジー]でのアイデア発散(ブレーンストーミング)
- カスタマージャーニーマップ作成によるユーザー視点での体験デザイン
- アイスブレイク
- テクノロジーにより変化する顧客体験とその背景について概況説明
- テクノロジーによる自分自身の消費生活の変化についてディスカッション
- 「おもてなし」とは何か?その概念について概略説明
- 現在の店頭で感じる「おもてなし」についてディスカッション
- 「おもてなし」の未来予測 ~変わること、変わらないこと~
- 具体的にデザインを行う想定業種の設定
- 当該業種における現在の解決すべき課題について洗い出し
- 前日の振り返り(想定業種と解決すべき課題の洗い出し)
- 課題の整理~コンセプト設定
- コンセプトに基づく顧客体験のデザイン/施策アイデア出し(カスタマージャーニーマップの策定)
- アイデアの精緻化
- プレゼンテーション準備(KRP)
- プレゼンテーション(KRP)