~ 10 Minutes Workplace ~
京のマチナカで、少しだけ、どこかで仕事がしたい!そんな現代のワーカーの気持ちを皆で共有しましょう。そして、世の中に存在しないようなフォルム、機能、運用をデザイン・シンキングを通して創出していきましょう。
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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小山 誠之 | パワープレイス株式会社教育公共デザイン部 | 空間環境デザイン |
濱村 道治 | パワープレイス株式会社プレイスデザインセンター | 空間環境デザイン |
小柳 聡美 | パワープレイス株式会社教育公共デザイン部 | 空間環境デザイン |
蓑川 聖美 | パワープレイス株式会社オフィスデザインセンター | 空間環境デザイン |
飯倉 健自 | パワープレイス株式会社大阪デザイン室 | 空間環境デザイン |
働くためのICTツールの技術革新により、物理的な「オフィス(事務所)」というコトバから、働くというフィールド全てを俯瞰した「ワークプレイス」というコトバが一般的になってきています。サテライトオフィスやタッチダウンオフィスサービスは既に一般的になっていますが、日々様々な状況変化に置かれたワーカーはそれらでは満足が行かなくなってきています。なぜならば、便利なICTツールによりクイックレスポンスが求められるようになってきているからです。それは移動空間、出先関係なしに舞い込んできています。
「カフェに入って兎に角仕事がしたい!」「でも、カフェの席が空いていない」「バッテリーが切れそうだ」「街中の雑踏ではうるさくて電話も出来ない」あげくの果てには路上でPCを操作するワーカーも。
10分でもいい、街の駅構内や歩道でも良い、ちょっとだけ一人になり集中して仕事が出来るスポットオフィスが欲しい。ひょっとしてこれって現代版電話BOX?それでは既に空港などにある、モバイルコーナーの派生になってしまう。マチナカのニッチな空間を探し出して、全く異なったスタイルで次世代型ストリートファニチュアとして京のマチナカに溶け込む形態とは?クイックな仕事場を探すワーカーにとってほっとするデザインとは?当然、観光客や学生が気軽にSNSにアップする場所にも活用できないか!?又、祇園祭などのマチナカイベント時には全く異なった機能を発揮するデザインとは?働く場の近未来像を見据えてデザインと運用を考えていきます。
- 働く環境であるワークプレイスの実態を学ぶ 働く場(ワークプレイス)は現在どのような形態と機能を持っているのか?そして近未来はどの様に進化していくのか?をオフィスデザインの実務経験者から学ぶ。
- 働き方変革に伴うICTツールとワークスタイルの変化を知る 現在、巷を賑わせている「働き方変革」とは何なのか?それにより今後どのように変革していくのかを学ぶ。
- 機能や目的を満たす全く新しい造形物や運用をデザインする。 機能的に使えるだけではなく、マチナカに彩りを添える、既出のストリートファニチュアとは異なるデザインをデザインシンキングを用いて発想する。
- ロジカル・シンキング (現状の課題分析と方向性を見極める)
- デザイン・シンキング (ユーザーが全く気付かなかったデザインを創りだす)
【デザイン手法】
- フィールドでのエスノグラフィーサーベイ
- 行為、カタチ、運用のプロトタイピング
- ストーリーテリングプレゼンテーション
- 全概要説明、「働き方変革」に関するインプット、ゴール目標設定【KRP】
- 京のマチナカサーベイ【四条烏丸界隈】<フィールドワーク>
- マチナカで昼食/ワーカーのランチスタイルを収集
- →KRP戻り。ロジカルシンキング(課題を分析し方向性を見極める)
- デザインシンキング1(ユーザー潜在的に欲するであろうモノは何か?)
- プロトタイピングモデル用ツールの買い出し1(事前にある程度準備しますが、不足分を購入)
- デザインシンキング2(ペルソナを設定したデザイン)
- デザインシンキング3(シーンを想定したデザイン)
- プロトタイピング策定
- プロトタイピングモデル用ツールの買い出し2
- プレゼン準備(ストーリー作成とコンセプトモデル作成)
- プレゼンテーション準備(KRP)
- プレゼンテーション(KRP)