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05 これから就職する人たちとデザインする働き方改革
学生・社会人に関わらず、働き方について疑問や不安、理想を持っている方々に参加していただければと思っています。過去、現在、未来の働き方、個人、組織での働き方など、様々な観点で議論し、政府からのトップダウンではない、ボトムアップからの働き方のデザインに取り組みませんか。
実施者
氏名 | 所属 | 専門分野 |
---|---|---|
石川 知夏 | NTTサービスエボリューション研究所 | 心理学 |
赤坂 文弥 | NTTサービスエボリューション研究所 | サービス工学,UXデザイン,リビングラボ |
渡邉 浩志 | NTTサービスエボリューション研究所 | HCI、UXデザイン,リビングラボ |
木村 篤信 | NTTサービスエボリューション研究所 | UXデザイン,リビングラボ,HCI |
野川 真司 | 西日本電信電話株式会社 技術革新部 技術部門 | ICTソリューション |
課題内容
2016年9月「働き方改革実現推進室」が設置され、2018年4月に働き方改革を推進するための法案が提出されました。
法案を考案するメンバーは労働界と産業界の有識者であり、労働に関するプロフェッショナルです。これから就職を考える学生の意見が直接反映されることはほとんどありません。
実現可能な計画を立てるにあたって有識者を中心として考案することは必須ですが、これから就職を考える人たちと働き方についてデザインすることは、企業の慣習にとらわれない視点の発見や、新たな働き方へのヒントがあるのではないでしょうか。
参加者が実施者の中にいる技術者、研究者という異なる働き方をしているメンバーに対して、2チーム(もしくは3チーム)に分かれてインタビューを実施、デザイン的アプローチでの検討を行うことにより、学生の参加者にとっては自身が将来何を重要な価値としてどのように働きたいのかということについて深く考えるための機会を、社会人の参加者にとっては自身の現在の価値を認識しつつより価値を高める、より良い働き方を考える機会を提供します。
教育目標
- デザイン的アプローチでの検討方法の獲得
- デザインの対象者に対するインタビュー手法の獲得
デザイン理論・手法
【デザイン理論】
【デザイン手法】
デザインする過程で、対象者や文脈を理解すること、小さく作り小さく試す反復を繰り返すこと、を重視して進めます。
- 人間中心設計:ファシリテーターが講義
【デザイン手法】
- 創造性と実現性の2段階ブレスト:ファシリテーターが講義
デザインする過程で、対象者や文脈を理解すること、小さく作り小さく試す反復を繰り返すこと、を重視して進めます。
スケジュール
1日目
午前
- 自己紹介,アイスブレイク
- 人間中心設計の理論についての講義
午後①:昼食~コーヒーブレイク
- 働き方についてインタビュー
午後②:コーヒーブレイク~夕方
- インタビューの整理
2日目
午前
- インタビューを基に課題を整理・選定
午後①:昼食~コーヒーブレイク
- 課題解決のアイデア出し・洗練
午後②:コーヒーブレイク~夕方
- アイデアの需要について調査
最終日
午前
- ・プレゼンテーション準備(KRP)
午後
- ・プレゼンテーション(KRP)