「恋」には沢山の興味深いテーマが隠されています。
恋ゆえの人の心の機微や、自分では説明のつかない行動…今回のプログラムでは、人の恋に落ちる瞬間をつぶさに観察し、要因を分析した上で、人が「偶然」恋に落ちるような場をデザインしていきます。
さあ「恋に落ちる」夏を、ともにつくりましょう!
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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鳥本拓志 | (株)博報堂 第3プラニング局 | マーケティング&デザイン |
橋本明意 | (株)博報堂 第2プラニング局 | マーケティング |
柏木大亮 | (株)博報堂 第4プラニング局 | マーケティング |
奥野夏帆 | (株)博報堂 第3プラニング局 | マーケティング&デジタルデザイン |
利根川公司 | (株)博報堂 第3プラニング局 | マーケティング |
かつて「出会い系」という言葉はややネガティブに捉えられがちでしたが、最近では出会い系からそのまま結婚まで結びつくこともあるように、当たり前のように捉えられ、比較的オープンに利用されるようにもなってきました。
ただしスマホの中のバーチャルな出会いが充実したことで、その「出会い」が希薄化しているのも事実です。
「出会いのかたち」がうつりゆく中で、心からときめく「出会い」とはなんなのか?それはリアルの世界で「デザイン」できるものなのか?そういった疑問が出発点となり、今回は【「恋に落ちる」をデザインする】というテーマを掲げました。
今回のプログラムでは「デザイン学」の手法を取り入れながらも、「自分を顧み、人を観察し、インサイト洞察力を鍛えること」「いつもと違う視点をもって柔軟に世の中を見ること」、そして「自由に発想すること」を大切にしたいと考えています。インプットからアウトプットまで、頭と手足をフル回転させましょう。
>人の心の動きを観察し、分析する力
…なぜ人は「恋に落ちる」のか?そこにはどのような要因があるのか?実体験や事例を元に、「恋に落ちる瞬間デコンストラクション」「恋に落ちる要因KJ」に取り組む。
>意図的な「偶然」を設計する力
…リアルな世界で確実に「恋に落ちる」ためにはどうすればよいのか?恋の仕掛け人として「心の動きカスタマージャーニー」を設計。
>視点を切り替え、発想する力
…今までに意識していなかった視点から街や人を観察し、柔軟な発想力を鍛える。
>型にはまらず自由に発想する力
…・ディスカッション等のプログラムを通じてチーム員と意見を交わしながら、自分にはない価値観や考え方を学ぶ。
◎インサイトワーク
⇒社会で暮らす人々にとってどんな方法が最適な解なのか、という受け手(生活者)発想でデザインする。
◎KJ法
⇒複数の事象を、表面的な特長ではなく、「本質的な要素」を基準にカテゴライズする方法。KJ法からアイディア発想することで、ありきたりなアイディアではなく、生活者の芯に届くアウトプットが可能に。
◎タウンウォッチング
⇒街を歩きながら、街やお店で人の動きを観察する手法。情報収集を行い、仮説設定、アイデアジャンプまで活かすことで、より生活者に紐付いたアウトプット創造を目指す。
◎強制発想
⇒一見無関係の二つの要素を強制的に組み合わせることによって、今までに生まれえなかった新しいアイディアを発想する方法。
◎カスタマージャーニー設計
⇒人が目的とする行動に至るまでの心の動きと、それに紐づいた行動を設計する手法。緻密なプロセスを描くことで、より生活者に近い視点から発想することが可能になる
◎ラピッドプロトタイピング
⇒考えたアイデアを形にする試作手法。文字通り、高速(rapid)に試作(prototyping)することを目的とし、考えの核を提示するために、モノを作って表現する。
- ガイダンス&アイスブレイク
- 「恋に落ちる」シチュエーションブレスト
- デコンストラクション講座
- デコンストラクション&インサイト発掘
- インサイトKJ
- 京都の街でタウンウォッチング
- 強制発想:場所×インサイト
- 具体案を選定
- カスタマージャーニーの作成
- ラピッドプロトタイピングによるアウトプット検討
- ラピッドプロトタイピングによるアウトプット検討と実制作
- 最終成果物のブラッシュアップ
- プレゼンテーション準備(KRP)
- プレゼンテーション(KRP)