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18 「KYOTO 3017」
~これから1000年残したい京都の姿~
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パーソナルコンピュータの父と呼ばれるアラン・ケイ氏は
「未来を予測する最良の方法は、未来を発明すること」との名言を残した。
1000年後の京都からのバックキャスティングで、未来の京都をデザインしよう。

実施者
氏名 所属 専門分野
中村 征士 ㈱電通 マーケティング・クリエーティブセンター クリエーティブ
村川 慧 ㈱電通 マーケティング・クリエーティブセンター マーケティング
勝村 秀樹 ㈱電通 関西プロモーション・デザイン局 クリエーティブ
升田 陽子 ㈱電通 マーケティング・クリエーティブセンター マーケティング
課題内容

千年の都といわれる京都。

「1000年前の京都」は、遣唐使が廃止されたことで、日本人の生活や考え方に根差した国風文化が生み出された時代。藤原氏の摂関政治が最盛期を極め、貴族たちは美しい庭園を持つ寝殿造りの家に住み、十二単衣をまとい、紫式部が「源氏物語」を書いた。

では「1000年後の京都」はどうなっているのだろう。
建物は?交通は?服装は?食べ物は?暮らしは?家族は?IT環境は?働き方は?
はたして、現代の文化は1000年後の「伝統文化」になりえるのだろうか。
未来に思いをはせることで、1000年後まで残したい文化は何か。そのために私たちが今、やるべきことは何かを考察する。

教育目標

セッションを通じて、

  • 京都の伝統文化や社会問題、生活者ニーズを理解する
  • バックキャスティング思考を身につける
  • イメージを形(アウトプット)にする技術を体験する
  • グループワークによる、シナジー効果を実感する

デザイン理論・手法
【デザイン理論と方法】

「千年後の京都」という正解がない、あらゆる可能性が考えられる問いかけにに対して、どのように思考をスタートして拡げて深めていくか。その手法として、イメージコラージュを使う。
これは今はまだ世の中に存在しないアイデアや考えかたを素早く人に理解してもらう方法。
理屈や言葉で説明するよりもイメージがふくらみやすく、視覚的にも楽しい。
自分自身の気づきもあって、参加者が能動的に手を動かすことで達成感が得られます。

スケジュール
1日目
午前
  • アイスブレーキング/自己紹介&事前課題共有(1000年後に残ってほしいもの)
  • 3日間の進め方のオリエン/最終アウトプットイメージの共有
  • 《講義&ディスカッション》1000年前の京都/何が生き残ったのか
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 《ブレインストーミング》
  • 1000年後の京都についてのイメージを膨らませる(発散フェーズ)
  • 《講義》上手な素材の集め方
  • 担当領域、チームの決定(ペアでのワークを想定)
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 《フィールドワーク》イメージスクラッピング(素材収集/情報収集)
2日目
午前
  • 《チームセッション》1日目に収集した素材や情報の共有(相互に刺激)
  • 《講義》上手なコラージュの作り方
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 《作業①》領域別のコラージュ作成
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 《作業②》全体コラージュ作成
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)