私たちがテーマに掲げるのは「空」という超巨大キャンバスを使ったコミュニケーションデザイン。下を向きがちな現代、ダイナミックで、思わず上を見上げたくなる魅力的なコミュニケーションを考えてみませんか。
文系理系、どちらでもないという人、大歓迎。空想・妄想も大歓迎。
ワクワクが止まらない3日間にしましょう!
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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橋本明意 | (株)博報堂第2プラニング局 | マーケティング |
井上雄二 | (株)博報堂第2プラニング局 | マーケティング |
露木卓也 | (株)博報堂第1プラニング局 | デザイナー |
利根川公司 | (株)博報堂第3プラニング局 | マーケティング |
【テーマ背景】
「見上げたくなる空をデザインする」
スマホをはじめとする身の回りのデバイスが便利になればなるほど、人の視界は狭くなります。現代の人々の視線を少し上へ向け、視線の低下によって引き起こされる“ながら見歩き”等の現代の問題を解決するためにはどうすればよいのか?そんな疑問が出発点となり、今回は「見上げたくなる空をデザインする」というテーマを掲げました。
今回のプログラムではアカデミックな意味での「デザイン学」の座学を用意しつつも、それ以上にみなさんが「いつもと違う視点をもって柔軟に世の中を見ること」「自由に発想すること」を大切にしたいと考えています。京都は背の低い建物が多く、「空」がよく見える街です。あまり堅苦しく考えすぎず、実際に京都の街を歩きながら「どうすれば人々が上を向いてくれるのか」という妄想を膨らませ、皆で意見を交わし合いましょう。
>現代の諸問題を、新しい視点で解決する力
>型にはまらず自由に発想する力
>アイディアを実際に具現化するためにどうすればよいか、実生活と結びつけて考える力
⇛テーマに対する考え方、考えるプロセスでの癖を顕在化させることで、既成化された価値観や固定観念を見つけ出し、それを崩し、壊すことで新しい切り口・アイデアを創造する手法。
◎インサイトワーク⇒提供側の発想ではなく「社会で暮らす人々にとってどんな方法が最適な解なのか」という受け手(生活者)発想でデザインする。
◎バックキャスティング⇛現在のライフスタイルの延長線上にある未来を推測した時に起こりうる事象・問題となりうる事象を考え、それらの問題点をあぶり出し、そうならないアイデアを考える手法。現状把握から考え出すことで単なるアイデア大喜利ではなく、骨太なアイデア創造を目指す。
◎ラピッドプロトタイピング⇒考えたアイデアを形にする試作手法。文字通り、高速(rapid)に試作(prototyping)することを目的とし、考えの核を提示するために、モノを作って表現する。
◎タウンウォッチング⇛街を歩きながら、街やお店で人の動きを観察する手法。年齢や性別、属性ごとに情報収集を行い、仮説設定、アイデアジャンプまで活かすことで、より生活者に紐付いたアウトプット創造を目指す。