ゼロからアイデア発想するのではなく、ある実用新案登録済のアイデアを起点に、アイデアを社会実装するためには何が必要かをプロと一緒に学ぶ3日間にしたいと思います。
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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寺田 知太 | 株式会社野村総合研究所・ビジネスIT推進部 | 事業開発 |
平田 智彦 | 株式会社ziba tokyo | デザイン |
米澤 俵介 | 株式会社堀場製作所 コーポレートコミュニケーション室 | プロダクトデザインマネジメント |
地下鉄に代表される、日本中の駅において、雨が降るたびに実施される雨漏り対策は、当たり前の光景と見過ごされがちである。景観を損ねているという印象は否めないが、駅の構造上、抜本対策が現実的でないまま、改善もなされていないのが実情である。
これに対する参考として、工事現場の仮囲いがあげられる。工事期間中の安全・安心の確保という必要な機能に加えて、環境との調和や、完成までのわくわく感を演出するようなグラフィックが施されている。
本テーマでは、ziba tokyoが実用新案登録済の雨漏り対策プロダクト案を起点として、そのプロダクトを如何に社会実装するかに注力したワークショップを実施する。アウトプットは、プロダクト案の社会実装時モックアップや、自治体・地下鉄関係者への提案プレゼンを想定する。
単なるアイデア発想や、デザイン理論的な整理ではなく、アイデアを社会実装するためのアプローチのデザインに注力する。消費者を含むステイクホルダーにどのような体験を提案すればいいか、諸課題の解決道筋をどのように提示すればいいか、など実務に必要な視点を体感してもらう。
zibaのユーザー体験デザインフレームワークと、 野村総合研究所のビジネスコンサルティングフレームワークを組み合わせ、3日間(実質2日間)に凝縮して実施