Japanese | English
テーマ詳細

02 未来の人生最後の1年をデザインする

詳しい資料はこちらから
↑クリックして概要スライドを拡大

“A design isn’t finished until somebody is using it.”(デザインは、それを誰かが使って初めて完成する)by Brenda Laurel
あなたや,あなたの大切な人が使う人生を,「人生最後の1年」という切り口で,一緒にデザインしてみませんか?

実施者
氏名 所属 専門分野
木村篤信 NTTサービスエボリューション研究所 UXデザイン,リビングラボ,HCI
赤坂文弥 NTTサービスエボリューション研究所 サービス工学,UXデザイン,リビングラボ
石川知夏 NTTサービスエボリューション研究所 心理学
赤堀渉 NTTサービスエボリューション研究所 HCI
野川真司 西日本電信電話株式会社 技術革新部 技術部門 ICTソリューション
課題内容

近年,VUCA World(The Big Pivot,2014)と言われるように,不確実性の高い時代を迎えており,2017年5月の霞が関の次官・若手プロジェクトによる「不安な個人、立ちすくむ国家」にあるように多くの人が社会の変化を実感し,未来に対して不安を抱いています.

そんな中で,社会を構成する個人が,自分たちの価値や生き方を,「人生最後の1年」をデザインするなかで深く考え,ユーザ中心のマインドセットで課題を探索し,個人なりの答えを形にすること,それをもとに議論をすることは意義があると考えています.

そこで,本ワークでは参加者個人に自身の生き方について改めて深く考える機会,きっかけ,考え方などを提供します.

自分の想いのダウンロード,世の中のトレンドのインプット,チームメンバーとのディスカッション,地域看護の専門家コミュニティナース(http://community-nurse.com/645)の対話を通じて,考えを深めます.いわゆる終活のような葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備ではなく,不確実性の高い時代における不安を乗り越える枠組みのデザインに取り組み,最終的には自分たちの思い描く,具体的な人生最後の1年を物語として紡いで発表します.

教育目標
  • 自分の想いのダウンロード:主観的な思いの客観化,モデル化の手法獲得
  • 世の中のトレンドのインプット:トレンド情報の収集
  • チームメンバーとのディスカッション:ワークショップ進行手法の獲得
  • 専門家へのインタビュー:生データの収集,インタビュー手法の獲得
デザイン理論・手法
【デザイン手法】
  • ユーザ中心デザインの手法:ファシリテーターが講義
  • 創造性と実現性の2段階ブレスト:ファシリテーターが講義
スケジュール
1日目
午前
  • 自己紹介,アイスブレイク
  • ユーザ中心デザインの手法等についての講義
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 自分のありたい姿,解きたい不安を可視化
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • 創造性を大切にして,ありたい姿,解きたい不安の解決に向けたアクションを列挙
2日目
午前
  • 綾部駅9:57 集合予定(京都8:05発,片道1320円)
  • 10-12時 綾部市にてわくわくできる毎日をめざす地域看護の専門家であるコミュニティナースへのヒアリング
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • 13-14時 コミュニティナースからの実現性を踏まえたフィードバック
  • 創造性と実現性を考慮したモデル化(因果ループ等)
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • ストーリーテリングの構築,修正
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)