京都にはたくさんの外国人観光客が訪問しています。本テーマでは、外国人観光客が体験するであろう,京都文化の中で暮らす居住者が普段感じていない違和感や不都合に共感することにより、ICTを最大限に活用した、斬新なおもてなしサービスのデザインを目指します。
氏名 | 所属 | 専門分野 |
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三宅 明日香 | NTT サービスエボリューション研究所 | サービスデザイン |
木村 篤信 | NTT サービスエボリューション研究所 | サービスデザイン |
渡辺 浩志 | NTT サービスエボリューション研究所 | サービスデザイン |
渡辺 昌洋 | NTT サービスエボリューション研究所 | サービスデザイン |
野川 真司 | NTT西日本 技術革新部 | ICT活用 |
近年、外国人観光客が増え、マナーや文化の違いもあり様々な問題があふれはじめている。2020年の訪日外国人3000万人に向けて、迎える側も訪問する側も双方が満足する環境を創出することが重要である。訪問する街の新たな魅力のPRだけではなく、訪問した外国人観光客に対して食や住の満足感をいかにに高めて、口コミやリピーターを増やすかが重要なテーマとなっている。また、スマートフォンや無料Wi-Fiの普及に伴い、ICT (Information and Communication Technology)を駆使した、新しいサービスの創出も動き始めている。これらの取り組みにおいては、インフラを整備するだけでなく、サービス提供者や観光客等の訪問者にどのような価値を提供するかという、人間中心のサービスデザインの考えが極めて重要となる。
本テーマでは、外国人が訪問する飲食店等での接客業のおもてなしサービスを題材として、フィールド調査およびインタビューをおこない、その店が持つ潜在的な魅力や課題を理解するとともに、店員や訪問者に提供する価値を創出する、斬新なサービスをデザインすることを目指す。サービスのデザインにおいては、これまでNTTが蓄積してきたユーザ調査データに基づきユーザを理解し、そこから潜在ニーズを導出するとともに、様々なICTサービスを組み合わせることで、新たな価値の創出に取り組む。
飲食店等を始めとする地域社会を活性化する新たな接客サービスのデザインにおける人間中心デザインの重要性を理解するとともに、実際にフィールド調査を行い、どのような可能性や課題があるかを明らかにする。さらにユーザ調査データから潜在ニーズを理解し、そこから創造的にサービスをデザインする一連のプロセスを体験・習得する。
参加型デザイン、人間中心デザイン(これらについてはNTTが講義を行う)
【デザイン手法】