テーマ詳細

06 IoT時代の「新・食文化創造」
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デザイナーは、かたちや使いやすさに留まらず、社会課題の発見、解決や新たなビジネスの仕組みづくりなど、イノベーションを起こす核となる活動を期待されるようになってきています。
今回は「食」をテーマとし、世の中の動きを捉えつつ、デザイン発想で新しいイノベーション創造にトライします。積極的な参加をお待ちしています。

実施者
氏名 所属 専門分野
榊原 瑞穂 パナソニック株式会社スペース&メディア創造研究所 デザイン・プロトタイピング
持田 登尚雄 同上 企業コミュニケーション
的場 久吉 パナソニック株式会社 デザイン戦略室 デザイン
課題内容

あらゆるものがインターネットにつながり社会の仕組みが変化する時代。食をとりまく環境変化・課題を踏まえ、「つくる・たべる」ことにフォーカスし、これまでにない新しい「つくりかた・たべかた」について、IoTという新しい技術を掛け合わせて、アイデアを創出したいと考えています。

食糧不足・偏在、農薬・化学物質汚染、廃棄ロス、新しいタンパク源への着目など、グローバルで食をとりまく環境・課題が変化する一方、アレルゲン、ダイエット食、サプリメント、高齢者の栄養食、中食利用拡大など私たちが口にする食品も日々進化しています。また技術もIoT、AI、ロボティクスの進展により、夢物語と言われていたことが実現可能な時代になってきています。

こうした変化からどんなイノベーションが生まれるのでしょう?それを体現する新しい商品やサービスはどんな姿になるでしょう?一連のデザインプロセスを学びながら一緒に未来を創造していきましょう。

教育目標
  • 実践を通じたデザインプロセスの体系的な修得
  • テーマに関連する社会動向・生活変化データの読み解き手法
  • チームワークによる強制的イノベーションアイデア発想手法
  • コンセプトシートによる構造化・伝えるためのビジュアライズ手法
デザイン理論・手法
【デザイン理論】
  • 社会潮流変化を捉えたイノベーティブなアイデア発想
  • ※対象テーマについての実践による学習(ファシリテータが実施)
【デザイン手法】
  • 関連社会動向・生活研究データの読み解き手法
  • チームワークによるアイデア発想法
  • コンセプト構築法
  • ビジュアライズ手法
  • ※独自のテキストによる学習(ファシリテータが実施)
スケジュール
1日目
午前
  • 自己紹介(全員)
  • 実施者より概要説明・質疑応答
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • WS1 テーマに関連した社会動向の読み込み・抽出・社会課題マップ作成
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • WS2 テーマ関連未来キーワード抽出
  • アイデア発想法説明
2日目
午前
  • 1日目ラップアップ
  • WS3 アイデア発想1
午後①:昼食~コーヒーブレイク
  • WS4 アイデア発想2
午後②:コーヒーブレイク~夕方
  • アイデアの評価
  • WS5 評価に基づくコンセプト構築
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備(KRP)
午後
  • プレゼンテーション(KRP)