なにかを創りたい,役に立てたいという強い思いを持つ方歓迎します.
いっしょにLorenz博士にチャレンジしましょう.
課題内容
『もはや世界共通語となった kawaii、そのしくみはどうなっているのか。
どうデザインできるのか』
日本発のKawaii(かわいい)カルチャーは,世界的に認知され,様々なコンテンツやメデイアに登場する.一方でKawaiiとは何かについて科学的なアプローチが心理学の分野で試みられている.最も古く,最も有名な研究は Lorenz (1943)のベビースキーマである.Lorenzは,乳児が持つ形態的な特徴をベビースキーマとよび,動物においてポジティブな情緒的反応(養育行動)を引き起こすことを指摘している.
本ワークショップでは,対象の形態を定量的に変化させながら見た人がKawaiiと感じるかを調査し,その結果に基づいてKawaii をデザインすることにチャレンジする.デザインのフィールドとして病院の小児科外来や病棟を想定し,子どもが恐怖を感じる状況(検査、診察、注射等)で心理的負荷を軽減するためにKawaiiが活用できないかを検討する.