テーマ詳細

10 きかいな住まい、京都にて。
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  • 実施者がデザインスクールの2期生です。
  • アイデアマン、モノづくりをしたい人大歓迎!
  • バックグランドは気にしません。
  • 面白いとおもってくれた人大歓迎!
実施者
氏名 所属 専門分野
大倉 裕貴 京都大学 工学研究科
(デザイン学本科生)
機械工学
寺川 達郎 京都大学 工学研究科
(デザイン学本科生)
機械工学
岸本 裕大 京都大学 情報学研究科
(デザイン学本科生)
情報学
森田 瑞穂 有限会社インタークエスト リサーチ・企画運営
課題内容
 本テーマでは、暮らしを心地よくする仕掛けを持った“きかいな住まい”をデザインします。テクノロジーを活かした住まいとは、便利で安全、高効率で環境にやさしいスマートハウスだけではないはずと、私たちは考えました。平凡な日常をちょっと変えてくれ、これがあれば日々が楽しくなるような、“ゆかいな住まい”の仕掛けを、機械技術や情報技術などを用いて実現したいと思います。
 今回のワークショップでは、「京都での住まい」を条件とし、空間の内と外の繋がりや季節感、美しい仕草やさりげない仕草、モノと人との関係が生み出す妙、といったものに着目します。例えば、「月が綺麗な夜には窓がさりげなく開いて、住人が月を眺めるきっかけを与える仕掛け」や「雨の日には傘を差し出してくれる仕掛け」、「引き戸を開けようとした際にほんの数cmほどだけ自動的に開いてくれる仕掛け」。自由に、奇抜に、そしてささやかだけど遊び心を持った仕掛けを一緒に考えましょう。
 進め方としては、フィールドワークあるいはヒアリングでのインプットも参考にしながらアイデアをイメージ化し、模型を使用してコンセプトデザインを作ります。アイデアの幾つかについては実際にプロトタイピングします。
教育目標
  • “先端技術”と“京都の暮らし”の接点をデザインする。
  • 参加者が“日常の暮らし”を見つめ直すと共に、多様な暮らし方、住まいのあり方に対する想像力を養う。
  • 自由な発想を具体的なカタチに落としこむプロセスを経験する。
デザイン理論・手法
  • らしさリサーチでの情報収集(フィールドワークとヒアリング)とそれを活かしたアイデア抽出
  • 強制発想、極端思考
  • プロトタイピング(模型を活用)
スケジュール
1日目
午前
  • テーマ共有
  • 参加者持ち寄りアイデアをもとにブレーンストーミング
午後①
  • 京都らしさリサーチ1(フィールドワーク)
  • 京都らしさリサーチ2(ヒアリング)
午後②
  • コンセプトデザインの条件設定
  • デザインアイデアの整理とイメージ化
  • 実作の準備
2日目
午前
  • 役割分担してプロトタイピング
午後①
  • プロトタイピング、モノづくり
  • ユーザビリティの観点からのディスカッション
午後②
  • モノづくり
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備
午後
  • プレゼンテーション