テーマ詳細

03 京都の中小・ベンチャー企業の魅力を学生に伝える方法をデザインする
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 本テーマの解決は,就職のミスマッチングを解消する一助となると考えます。学生の皆様には,京都の魅力ある企業を知り,京都市内の企業に就職していただき,一緒に京都市を盛り立てていきましょう。
実施者
氏名 所属 専門分野
山本 英夫 京都市産業観光局
新産業振興室
産学連携,創業支援
外山 泰 京都市産業観光局
新産業振興室
産学連携
平本 毅 京都大学経営管理大学院
会話分析,エスノメソドロジー
課題内容
 京都市は,国立大学,公立大学及び私立大学,総合大学から単科大学までバラエティに富んだ38の大学・短期大学が集積しているまちであるとともに,人口の10%を学生が占める大学のまちです。
 国勢調査をもとにした統計では,20~24歳の学生のうち,5年前に市外に住んでいた人が57.1%と大都市で最も高くなっており,大学卒業以降,結婚・出産及び子どもの就学を控えた25~29歳の転出が多くなっています。このような状況から,大学等への入学とともに多くの人が京都市に転入するが,卒業とともに多くの人が市外に転出していることが推測されます。
 そこで,京都市では,魅力ある京都の企業が,見える・探せるWEBサイト「京都まちの企業訪問」の立ち上げや3回生用のブースも設けた合同企業説明会の開催など,京都で就職を望む学生と京都企業を結び付ける取組を進めています。
 しかしながら,魅力ある中小企業においても,慢性的に人手不足であったり,計画的な新卒採用ができないなど,人材確保に悩んでいます。
 そこで,京都の大学で学んだ学生の方が,卒業後,京都の企業に就職していただくため,京都の中小企業で働き暮らす,京都ならではの魅力を学生の方に伝える手段をUX(ユーザーエクスペリエンス)でデザインします。
教育目標
  • 京都市の人口動態や人口構成等の理解
  • 京都市内の魅力ある中小企業に対する理解
  • 学生の就職に対する意識に対する理解
デザイン理論・手法
【デザイン理論】
  • UX(ユーザーエクスペリエンスデザイン)
  • インタラクティブデザイン
【デザイン手法】
  • ワークショップによるグループ討議を実施する。
  • ブレーンストーミング,ロジック・ツリー等の問題解決手法を用いる。
スケジュール
1日目
午前
  • テーマの説明及び京都市の中小企業の魅力発信
  • 京都市の人口動態や人口構成等についての説明
午後①
  • グループ分け
  • インタビューの練習と午前中の振り返り
午後②
  • フィールドワーク
2日目
午前
  • フィールドワークの振り返りとアイデア出し
午後①
  • アイデア出し
午後②
  • プロトタイピング
最終日
午前
  • プレゼンテーション準備
午後
  • プレゼンテーション