19 コミュニケーションカフェのサービスデザイン
-エクスペリエンスを超えて-

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関係者・関係組織
実施者
辻 邦浩 (Kunihiro Tsuji Design)
山内 裕 (京都大学 経営管理大学院)
塩瀬 隆之(京都大学総合博物館 准教授)
加納 圭 (滋賀大学 教育学部/京都大学 物質-細胞統合システム拠点)
佐藤 那央(京都大学 経営管理大学院)
課題内容
最近は,個人にとっても,コミュニティーでも,企業,大学など相互がより広く創発的につながる場所としての「第三の場所-サードプレイス-」を必要としている.多様なエクスペリエンスのレイヤーが折り重なって新たな経験が生み出されることが求められている.
本ワークショップではコミュミケーションを創発する「第三の場」を具体的に「カフェ」,そのコミュニケーションをアクティヴェイトする触媒として「本」を軸に,様々なコミュニケーションの組み合わせ(客と客,客と店員,客と店員と客,コミュニティーと客,コミュニティーとコミュニティーなど)による創発の可能性(書棚の可能性,カウンターでのコミュニケーション,セミナープログラム構築など)をどうデザインするかをサービスデザインの観点で考える.
FBL(Field-Based Learning)として具体的なフィールドを「うめきたグランフロント大阪」のナレッジキャピタル内にある「CAFE Lab.」で実際に体験(客として,店員として,イベント企画者として等)することによって,より深く問題を発見し具体的なサービスデザインを実行する.
教育目標
人を介してのコミュニケーションサービスデザイン,空間としてのゾーニングデザイン,ICTを用いたインターフェースデザイン,それらを統合するために質問力,観察力,ネットワーク力,実験力のそれぞれの行動的スキルを発揮し,更にそれらを関連づけられる認知的スキルを持つことを学ぶ.
デザイン理論・デザイン手法
下記の手法について講義を実施し,ワークにおいて実践する.
- 顧客インサイトデザイン
- アイデア創造デザイン
- ビジュアルシンキングデザイン
- プロトタイピングデザイン
- ストーリーテリングデザイン
- シナリオシンキングデザイン
スケジュール
一日目
午後
- 14:00-18:00:グランフロント大阪ナレッジキャピタル「CAFE Lab.」でのフィールド体験(客,店員)及びディスカッション
- 18:00-20:30:当日カフェ内で実施されるセミナーに企画側として参加しカフェでのイベントの可能性を探る.
「みんぱく×ナレッジキャピタル -みんぱく40周年と『イメージの力』-
国立民族学博物館 須藤健一館長」
ニ日目
三日目