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14 商業施設におけるM2Mネットワークデザイン
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関係者・関係組織
実施者
佐藤 彰洋 (京都大学大学院情報学研究科)
長廣 剛  (咲洲・アジアスマートコミュニティ協議会)
磯崎 日出雄(咲洲・アジアスマートコミュニティ協議会)
課題内容
近年M2Mと呼ばれる機械と機械がインターネットワーク上で自動的に通信を行いデータの収集,蓄積,分析,制御を行う技術について関心が集まっている.センサーからの環境情報の収集や機械間の協調制御があげられる.センサーから収集されるデータをインターネット上を通じて送受信し,データベース上に集積することによりデータ分析を可能とする環境を作り出すことが頻繁に行われるようになってきた.更に蓄積された実データをサイバースペース上で大規模計算することにより現実世界の制御を行うことに強い関心がもたれている.このような仕組みはサイバーフィジカルシステム(CPS)と呼ばれ,今後社会を大きく変化させる可能性がある技術である.しかしながら,実問題において実際にM2Mをどのように利用すれば社会の利便性向上に資するかについては未解決の問題が多く,この技術の有効な活用法の開拓が現在重要な課題となっている.本課題では商業施設設備にM2M技術を利用することで商業施設のサービス,メンテナンス,利用を効果的にするM2M技術の開発を計画することを目指す.
教育目標
参加者は実際の商業施設においてフィールド調査を行い,参与調査を通じて参加者が現場のニーズに気づき,M2Mネットワークのシーズとニーズをマッチさせることを通じてM2Mネットワークの利活用提案を行う.特に商業施設のインフラ面での現状を調査し,M2Mを商業施設において実装し,顧客の満足度や,快適性を向上させることができるサービスデザインを行う.この手法としてカスタマージャーニーマップの作成を行い,プロセスをUMLの主として振る舞い図(アクティビティ図,ユースケース図,ステートチャート図など)を用いることにより表現することを通じて,商業施設におけるM2Mネットワークの構築方法と利活用法をデザインする.
デザイン理論
  • デザインプロセス
  • カスタマージャーニーマップ
デザイン手法
  • ブレインストーミング
  • フィールド調査法
  • UML(アクティビティ図,ユースケース図,ステートチャート図)
スケジュール

8/5 変更しました.
一日目
午前
  • 自己紹介,ブレインストーミング(商業施設におけるM2M利活用問題発見)
  • 調査内容の設計
  • 移動
午後
  • フィールド調査
ニ日目
午前
  • 調査内容のまとめ
午後
  • カスタマージャーニーマップの作成
  • ユースケース図、アクティビティ図の作成
三日目
午前
  • 発表スライドの作成
午後
  • プレゼンテーション