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12 イキイキとしたライフスタイルの支援デザイン
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関係者・関係組織
実施者
中嶋 宏 (オムロン株式会社)
荒尾 眞樹(オムロン株式会社)
竹林 一 (オムロン株式会社)
課題内容
一人ひとりにとってイキイキとしたライフスタイルを支援するための,指標を検討したうえで支援につなげるデバイスおよびサービスをデザインする.巷にはサプリメントや低カロリー食などのダイエット関連商品が数々出回っている.そのほとんどは減量が目的であり,肝心の生活習慣,ライフスタイルの改善に結びつけることを想定しているものは少数である.その結果,過剰な減量からリバウンドに至るケースが散見される.一人ひとりが自らに適切でイキイキとしたライフスタイルを身に着けることである.そのことによって得られる適切な体重,さらには血圧や血糖などへの好影響を期待したい.イキイキとしたライフスタイルを身に着けるためには,やる気や自己効力感などの認知・心理的な要因の影響が大きく,ここに作用する.ここでは,認知・心理的要因,ライフスタイル,さらに体重などの生体情報の3つの要因を定量化し,ライフスタイルの改善支援ために有効なデバイスおよびサービスの検討を行う.特に近年のウェアラブルデバイス等では考慮されることのなかった「やる気」とそれによる生活習慣改善への取り組みを支援することを目標とする.また,ユースケースデザイン,ペーパープロトタイプの制作などを行う.
※英語でも実施可能
教育目標
1. 誰にどのような価値を提供するべきかという価値デザインの大切さ
2. 各種要因の定量指標化の重要性とそれらを利用したシステム化の方法論(因果解析)
デザイン理論
ペルソナデザイン,バリューデザイン(誰にどんな価値か)
デザイン手法
デバイスおよびサービスの最適デザイン,ストーリボード等
スケジュール
一日目
午前
  • 超高齢社会の現状
  • システム・ヘルスケアの解説
午後
  • 価値提供する対象とするペルソナの検討・決定
  • 提供すべき価値のデザイン(イキイキライフスタイル)
ニ日目
午前
  • ライフスタイルの指標化の検討
  • デバイス(ウェアラブル)の設計
午後
  • やる気の指標化の検討
  • サービスの設計
三日目
午前
  • 発表準備
午後
  • プレゼンテーション