関係者・関係組織
実施者
畑中 哲夫(竹中工務店 設計部)
大西 正英(竹中工務店 開発計画本部)
課題内容
高度経済成長期以降.発展を続けてきた日本国内の都市環境が成熟期に達し.新たなステージを迎えている.大阪を代表する街路.御堂筋北地区をモデルエリアとして.賑わい創出.ICT.人・自転車・車と公共交通の関係.社会インフラの老朽化.都心居住.環境・防災意識の向上などの課題を認識した上で.これからの都市街路のあり方を都市・建築・文化・情報・経済など.エリアの成長戦略やマネジメントに係わる複合的観点をベースにデザインする.
デザインにあたっては都市・建築デザインの実務における様々な制約(法規制.ステークホルダーとの利害調整・合意形成.運用.経済性)を学習した上で.「これからの都市の街路」をデザインとしてまとめる.
教育目標
お互いの異なる学術領域をぶつけ合い.建設的妥協点を見つけながらまとめあげる人材(=十字型人材)を作る.
・日常と異なった視点で観察する姿勢を身に付ける
・グループワークによりお互いの知識と経験を生かした活動を.実務経験豊富な実践者と共に体験する
・アイデアを短期間でデザインとして具体化するスキルを身に付ける
・自ら発表する主体となる
デザイン手法
フィールド調査及びその視点の整理、ワークショップによるグループ討議
デザイン理論
建築計画学・建築設計論・都市設計学・都市地域論・景観デザイ論・行動建築デザイン論・情報・経済学領域に関する理論及びその実務的解決手法